函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

汚染地域で帰宅を急がせる政治

2012年02月14日 05時59分06秒 | 政治
しぶしぶ、年金試算を公表したが、いい加減過ぎる試算じゃないか。
年金使財源は、最高で25兆6千億円も必要・・・
ドジョウ曰く・・・党の幹部が、頭の体操として発注した、私も知らないと言う。
「頭の体操」という世界に逃げ込む言葉も、実にずるくて粋である。

一方、この野ダメ政権が進める、福島県下の避難区域内復旧作業。
その具体的な手順案が、明らかにされたが・・・。
ニュースを読めば読むほど、何を馬鹿なことを・・・そう思えてならない。

政権はまず、放射線量が低い内陸部の除染やインフラ復旧を優先。
そして、早期の帰宅を目指すという・・・。
一方、放射線量が高いところは、除染モデル事業地域と位置づけたまま。
本格的な除染は、しばらく先送りとする・・・。

そして、福島第一原発から半径20Kmの警戒区域。
加えて、年間放射線量が20ミリシーベルト超の計画的避難区域。
これは、国の直轄で放射性物質の除染を行う・・・。

3月末をめどに、これらの区域を放射線量に応じて3分類。
春からは、復旧に向けた作業を本格化させる・・・。
そして作業を円滑に進めるため、別に津波の被害状況も加味。
自治体で線引きをして、五つの地域に分けた・・・。

また文部科学省では、放射線量によって対処すべき指導通達を発出。
3.8μSv /h(マイクロシーベルト/h)未満なら・・・。
子供達を校庭で、普通に運動させてもよいとする。

この数値は、毎日8時間は屋外で、残り16時間は屋内に居たと仮定。
この場合、1年後の積算線量が20mSv (ミリシーベルト)となるそうな。
おまけに、この程度では発がんのリスクが小さい・・・とする。
そんな話には、呆れ返って言葉が続かない・・・。

3.8μSv /hの場合は、年間放射線量は33.3mSv となる試算もある。
実際にチェルノブイリでは、年間被曝量が5mSvを超えて・・・。
強制移住を余儀なくさせられた・・・。
20mSvと5mSv・・・この格差は、どこから来るのだろう?

それにしても、放射能に汚染された福島県・・・。
そんな地で、帰宅を急がせる政治って何だろう。
まさか人減らし?・・・年金受給者を減らす作戦でもあるまい。

戯言ばかりを語る野ダメ君、キミに日本丸の舵取りをする資格はあるのか。
一刻も早く下船して、国民に信を問うて欲しいものである・・・。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 福島沖のピチピチ鮮魚 | トップ | 原子力規制庁vs原子炉劣化 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事