廃炉作業に思う

東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業。
放射能が燦々と降り注ぐところに外国人労働者を受け入れる施策。
廃炉作業は、30〜40年はかかる長期戦だそうな。

溶け落ちた核燃料の取り出し方法も定まっておらず、作業完了に向けた青写真はない。
そんな原発の構内では、1日約4000人が働く。
敷地内はほとんど、作業員の被ばく線量の測定が必要な放射線管理対象区域。

危険と背中合わせの場所に、晋三は新たな在留資格「特定技能」を使って・・・。
外国人受け入れ作戦を描いたが、5月には撤回。
振り返れば、東電は今年3月下旬、ゼネコン等の協力会社数10社に方針を伝えた。

特定技能のうち、東電が示した受け入れ職種は「ビルクリーニング」「産業機械製造業」など5種。
中心になるのは、廃炉作業に従事する「建設」。

東電は各社に対し、線量計の着用や特別教育が必要となる放射線管理対象区域では・・・。
放射線量の正確な理解、班長や同僚からの作業安全指示の理解が可能な日本語能力が必要。
法令の趣旨にのっとってください、としていた。

ところで美しい国は、「建設」分野に5年間で最大4万人の受入れを見込むが・・・。
その9割が現行の「技能実習生」からの移行のようだ。

この景色を見て、美智也節の「寺田屋お登勢」の一節を思い出す。
明日の日本に命を賭けて～🎶死にに行くのかぁ～また一人～～～♬
京(福島)へ見送る～　寺田屋お登勢（安倍晋三）🎵・・・。

高杉晋作も登場する曲だが、晋三のいう「技能実習生」の言葉に騙されちゃいけないよ！
百円ライター以下の使い捨て施策。
晋作と晋三！晋は晋でも大違いだよ！