美しい国の総務省が、9月20日の「敬老の日」に合わせてこんな発表。
65歳以上は、3,640万人で総人口の29%であり、世界201の国・地域で最高と胸を張る政治。
しかし暮らしの基本となる国民年金制度の実態を知って、唖然としてしまう。
現行の年金掛け金は、毎月16,610円であり、支支払い額は1年間で199,320円となる。
20歳から掛けて、40年払い続けたら199,320円×40年=総額7,972,800円という計算。
そして65歳からは、2か月に1度65,000円が支給される仕組み。
支給される年間の総額は、65,000円×6回=390,000円。
7,972,800円÷390,000円=20年以上(85歳以上)生きる必要がある。
そうでなければ、元を取れないことになる・・・。
また、毎月の掛け金をストップすれば、支給額は減額される。
65,000円の満額支給でも、そこから介護保険料を差し引かれる厳しい現実もある。
結果、2か月に1度の年金手取り額は、6万円を切ること必至。
この額は、安心して暮らせる額なのかなぁ?
今月末で総理大臣を辞めるガースーことダメ親分。
彼が語った「自助・共助・公助」の言葉が、虚しく響く「敬老の日」である・・・。