7月中旬ごろから、多くの市民が勇武派に理解を示すようになっていた。
暴力には賛同できないが、平和的なデモは役に立たないという若者たちの主張は理解できる。
どんな大規模デモをしても政府は無視するから・・・。
平和的なデモに徹するべきだと若者たちを説得できない。
デモ隊が6月から掲げる「5大要求」は、こう。
①逃亡犯条例改正案の完全撤回
②警察の暴力的な取締りの是非を検証する独立調査委員会の設置
③デモを「暴動」と認定したことの取り消し
④拘束されたデモ参加者全員の釈放
⑤林鄭行政長官の辞任・・・。
だが7月ごろから、5番目が「普通選挙の実現」へと変化し始めた。
林鄭氏が辞任しても、親中派が多数を占める選挙委員1,200人によって・・・。
再び親中派の行政長官が選ばれるのは目に見えているからだそうな。
現在の香港のデモ隊は、二分されていると言う。
過激な暴力も辞さない少数の「勇武派」と「和理非(平和・理性・非暴力)」を掲げる大多数の平和派。
両派の間で7月初旬ごろから急速に広がったスローガンが「各自の努力で山に登ろう」だと言う。
それぞれ手法は異なるが、同じ目的に向かって山に登るという意味があるそうな。
香港の大学教授は語る。
2014年に民主的な選挙制度を求めた「雨傘運動」と比較し・・・。
雨傘運動の勢いが衰えた要因には、平和派と勇武派の対立があった。
今年のデモは、市民が5年前の経験から無意識に学んだのではないだろうかと指摘する。
勇武派の過激な行為は9月以降、エスカレートする一方。
「親中」とみなした企業の店舗や地下鉄駅の破壊を繰り返し・・・。
親中派議員の事務所に放火し、機動隊員には火炎瓶を相次いで投げつける。
10月中旬には若者が警察官の首を刃物で切りつける事件も発生。
おまけに最近は死者まで発生・・・。
(続く・・・)

暴力には賛同できないが、平和的なデモは役に立たないという若者たちの主張は理解できる。
どんな大規模デモをしても政府は無視するから・・・。
平和的なデモに徹するべきだと若者たちを説得できない。
デモ隊が6月から掲げる「5大要求」は、こう。

①逃亡犯条例改正案の完全撤回
②警察の暴力的な取締りの是非を検証する独立調査委員会の設置
③デモを「暴動」と認定したことの取り消し
④拘束されたデモ参加者全員の釈放
⑤林鄭行政長官の辞任・・・。
だが7月ごろから、5番目が「普通選挙の実現」へと変化し始めた。

林鄭氏が辞任しても、親中派が多数を占める選挙委員1,200人によって・・・。
再び親中派の行政長官が選ばれるのは目に見えているからだそうな。
現在の香港のデモ隊は、二分されていると言う。
過激な暴力も辞さない少数の「勇武派」と「和理非(平和・理性・非暴力)」を掲げる大多数の平和派。
両派の間で7月初旬ごろから急速に広がったスローガンが「各自の努力で山に登ろう」だと言う。
それぞれ手法は異なるが、同じ目的に向かって山に登るという意味があるそうな。

香港の大学教授は語る。
2014年に民主的な選挙制度を求めた「雨傘運動」と比較し・・・。
雨傘運動の勢いが衰えた要因には、平和派と勇武派の対立があった。
今年のデモは、市民が5年前の経験から無意識に学んだのではないだろうかと指摘する。

勇武派の過激な行為は9月以降、エスカレートする一方。
「親中」とみなした企業の店舗や地下鉄駅の破壊を繰り返し・・・。
親中派議員の事務所に放火し、機動隊員には火炎瓶を相次いで投げつける。

10月中旬には若者が警察官の首を刃物で切りつける事件も発生。
おまけに最近は死者まで発生・・・。

(続く・・・)