こんなユーモアのある力士には、ホッコリするねぇ。
憧れの志村けんさん(故人)に、1歩近づいた。
日本相撲協会が11月27日に番付編成会議を開催。
来年1月の初場所(東京・両国国技館)の新十両を発表。
西幕下筆頭の羽出山(はつやま、25=玉ノ井)。
そして東幕下2枚目の木竜皇の再十両昇進を発表。
部屋の看板前でガッツポーズ 後、記者会見。
夢の関取昇進を果たした羽出山。
更に壮大な夢を持っていたそうな。
東京・東村山市出身の同郷、志村さん。
彼を「英雄」「憧れ」と讃える。
そして遺族らに化粧まわしを作製して貰うことを熱望。
22年春場所の初土俵から、2年8カ月での昇進。
ホッとした表情を見せるが、和やかな雰囲気が一変。
東村山市出身と言えば・・・との質問を聞くやいなや大変身。
羽出山の中でスイッチが入ったそうな。
同郷の志村さんへの思いの強さを、隠し切れなくなった。
志村さんは英雄‼️
東村山の名前を広めて下さった地元の大スター、憧れの人。
僕の相撲界での1つの夢が、志村さんの化粧まわしで土俵入り。
幕内に上がることができた時、叶えられれば・・・。
志村さんの兄が東村山市在住。
そんな縁で「ツテはある」とも言い、遺族との親交はあるそうな。
化粧まわし作製をお願いするため、直談判も視野に入れている。
デザインは志村さんの代表的なキャラクター「バカ殿」。
それと代表的なギャグ「アイーン」。
どちらが良いか問われると「う〜ん」と本気で悩んだ末・・・。
僕では決められないと、ファンの域を越える「志村愛」を見せた。
部屋に入る前に(東村山市にある)銅像に挨拶。
部屋には「だいじょうぶだぁ まんじゅう」。
それを手みやげで持参したそうな。
東村山市民は志村さんにあやかるしかない。
超えられるとは思っていないので・・・。
2番手ぐらいにつけられたらと笑顔を見せたそうな。
志村さんブレークのきっかけ「東村山音頭」。
「東村山音頭1丁目 ワァーォ!」の人気フレーズ。
それにかけて「僕、出身が1丁目なんです」と笑いを誘う力士。
記者たちを大爆笑に巻き込んだ羽出山。
メディアは新十両土俵は「大爆勝」でファンを魅了する。
そんな持ち上げも忘れない・・・。