函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

散財ドラマが盛況

2019年03月04日 05時00分24秒 | 自治体
こういう税金の使い方って、理解しにくいなぁ。
北海道の室蘭市が、3月1日行った建物付き市有地売却の一般競争入札。
建物の解体費と土地の評価額の差額分を市が負担する入札方法。

室蘭市が881万円を支払う形で事業者が落札だって。
同市は、遊休市有地の利用を促す狙いと胸を張るが、ちょっと???。
マイナス額で成立した入札は、北海道では初。
全国でも埼玉県深谷市に次いで2例目だそうな。

問題の入札にかけたのは、1976年開館の旧総合福祉センターの建物と敷地(5,642㎡)。
市は土地の評価額から、基準に基づき算出した解体費。
それを差し引いた「最低入札価格」をマイナス881万円と設定。

全国展開する介護事業者1社が参加。
介護付き有料老人ホームを建設するそうな。
室蘭市ではピーク時より人口が半減。

公共施設の統廃合に伴う跡地利用が課題と言い・・・。
市管財課は、高い解体費が跡地利用を妨げてきた。
今回の入札方法で眠っている市有地を有効活用したいと話す・・・。

放漫経営の痴呆自治体の名に恥じない快挙。
税金を吸い上げられる痛みを感じない行政には、ただただ恐れ入るねぇ。
そしてこれからも疲弊する地方では、痴呆自治体の散財ゲドラマが熱く上演されるんだろうなぁ。

函館市が抱える塩漬けをしている土地が、相当にあるらしい。
第三セクターにマネービルをやらせる結果が、このザマだ。
そして自治体の幹部たちは、誰も責任を取らない・・・。

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