函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

私的諮問機関

2011年02月11日 07時10分38秒 | 治安
話題が目白押しのため、本日は2題目の投稿。

現法相の私的諮問機関である「検察の在り方検討会議」。
元法相の座長さんは、会合を開催した・・・。
名古屋と大阪地検にある特捜部存廃の議論である。

多くの委員は、権力犯罪を摘発できなくなる等を理由に存続を主張。
特捜部廃止を求める意見は、一部にとどまったらしい。
元検事総長は、特捜部はこれまで強者の犯罪を摘発してきた・・・。
機能を損なうことは、国民のためにならないと強調とか。

元高裁長官は、特捜部の存在意義はなくならないと語る。
民間企業の専務も、廃止する理由はないと同調・・・。
元警察庁長官は、名古屋の特捜部の廃止を検討すべきだとし・・・。
起訴権を他の部署に移すことを条件に東京、大阪の存続を主張。

某ジャーナリストは、特捜部に自浄能力は期待できない。
いったん廃止して刑事部に組み入れるべきだと指摘。
弁護士は、特捜部ではなく、特捜部的取調べの存否を検討すべきと発言。

何かみんな問題の本質を、避けて通っていないだろうか?
権力機関の犯罪を棚に上げて、権力犯罪を摘発できなくなるとは・・・おやおや。
でも、特捜部があってもなくても、検察は乱暴な取調べの現実が、そこにある。
そんな捜査を繰り返して、えん罪を積み上げてきたのだ・・・。

もちろん、警察の取調べも例外ではなく、取調べそのものが問題なのだ。
突き詰めれば、「全面可視化」で乱暴な捜査が解消できる・・・。
それを避けて、検察特捜部云々を語り出すから、話がややこやしくなる。

と言うことで、私的諮問機関の議論も八百長くさい・・・。

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