プーチンが犯した犯罪は現在、国際刑事裁判所(ICC)が捜査中のようだ。
ロシア軍がウクライナで行っている無差別攻撃が、戦争犯罪や人道に対する罪に該当する。
と言うことで、イギリスなど加盟国39カ国の付託で捜査を開始。
ところが当のロシアは、ICCに加盟していない。
だから、その実効性は保証できないとも言われる。
しかし、確実にプーチン親分への包囲網は狭まっているようだ。
また今、ロシアでは、千人規模のデモが頻発中。
このこと自体が、既に異常事態・・・。
ロシアでは、許可なく大規模集会の開催やデモは禁止。
そしてプーチン親分は、取締り激化に躍起!
「NO WAR」というプラカードを持っただけの5歳の子供まで拘束だって!
それでもデモの波は止まないようだ。
しかも、その参加者の顔ぶれに変化の兆しが見えているという。
プーチンの支持層は、30代後半以上。
ソ連崩壊以前を知り、国営メディアで情報を得て、ウクライナの今を知らない人たち。
彼らにとってみれば、崩壊前後の苦しい時代を体験している。
だから、ロシアを再び豊かにしたプーチンは救世主!
しかし、今回のデモは、そうした人たちまでデモに顔を出し始めているとか。
ロシア人は、ウクライナ人に対して同族意識が強く血縁者も多い。
また、モスクワにとってのキエフは、東京から見た京都のような佇まい。
そこを爆撃となれば、プーチン支持者からも嘆きと怒り。
それが一気に噴き出す展開は頷けるなぁ。
ソ連崩壊から30年経ったロシアの今。
社会に地殻変動が起きつつあるようである・・・。