持ち時間5分の将棋

将棋の藤井聡太二冠(王位、棋聖)が、22日夜に頑張った！
インターネット放送局「ABEMA」で生中継された団体の非公式戦「第３回AmebaTVトーナメント」決勝で・・・。
渡辺明名人二冠(棋王、王将)らに勝利。

「チーム永瀬」を優勝に導き、自らは3連覇を達成。
「AmebaTVトーナメント」は、こんなルール。
持ち時間各5分で、１手指すごとに５秒加算される変則の・・・。
「フィッシャールール」を採用した超早指し棋戦。

藤井二冠は個人戦で開催された一昨年、昨年と連覇。
3人1組の団体戦に変更された今回は、こんな研究仲間のチーム。
永瀬拓矢二冠(叡王、王座)、増田康宏六段との「チーム永瀬バナナ」のメンバーとして参戦。

決勝の相手は渡辺名人、近藤誠也七段、石井健太郎六段による「チーム渡辺　所司一門」。
9局5勝制の勝負で「チーム永瀬」は圧巻の5連勝で無敗優勝。
藤井二冠は、第1局で石井六段に勝利した後、第４局で渡辺名人との「二冠対三冠対決」が実現。

矢倉の序盤から激戦となったが、藤井二冠が終盤で自玉の不詰みを読み切って踏み込んで勝利。
優勝決定後の表彰式で、藤井二冠は語る。

団体戦として、2人に助けられてここまで来ました。
(団体戦は)棋士になって初めてのことでしたが・・・。
チームの方も応援するのも非常に良い経験になったのかなと思います・・・。

チームとしての優勝賞金1,000万円は、3人で分け合うが・・・。
使い道は、パソコンを(自作で)組みたいので、パーツを集めたいです・・・と来た。
天才棋士は、どこまでも凄い頭脳の持ち主である。