国民的に全く人気がない政治屋が、派閥の力で総裁。
そんな時もあったが、今回は文雄が派閥解消を打ち出し。
多くの政治屋が自らの考えで一票を投じることができる。
そんな初めての総裁選である・・・。
衆参選挙もあるので、人気のある者が総裁になる。
そのことが、政治屋バッジを守るのに一番大事らしい。
これまで石破、小泉、河野の小石河は共同歩調だった。
しかし、今回は3人とも出馬する可能性があるようだ。
そして世論調査では、トップを走るのが石破らしい。
ただ石破の弱点は、自前の派閥が既にないことだそうな。
文雄が、旧岸田派から推薦人をあてがうことはあり得る。
また、かつての平成研(茂木派)で今も石破を慕う議員がいる。
そして石破の強みは国民的人気。
派閥の重しもなくなり、衆院選を考えて・・・。
石破のもとに集まる議員は少なくないとか。
だから推薦人の確保は、問題ないとの見方を示した。
一方、石破と同様に人気が高いのは小泉進次郎。
彼はこれまでの総裁選では、石破や河野の「応援団」。
そんな立ち位置で戦って来た・・・。
そして環境相を務めた後は、文雄政権では影が薄かった。
その理由を旧二階派の政治屋は、こう語る。
小泉は夜、一杯飲みませんかという誘い。
これには、本当に乗って来ない。
いくら人気があっても「あいつ付き合い悪いな」。
そうなれば政治屋たちの間でも話題にならなくなる。
それが、今年7月くらいに変化が表れたという。
政治屋同士で飲んでいたら小泉も「参加したい」と言う。
本当か?と思ったら、マジで来た。
父親の純一郎と同じで、人を引き付けるオーラがある。
派閥もグループもない小泉。
だが、総裁選の話になると、こんな塩梅。
「来るときがくれば」とやる気は十分のようだ。
そして8月20日、総裁選出馬を表明した。
また、人気はある意味では石破以上のようだねぇ。(続く)