偽装に思う

耐震偽装では、日本国じゅうを震撼させたが・・・。
最近では、「口蹄疫」問題でぴりぴり状態。
食の安全について、改めて考えさせられる。

食品を購入する際、団塊オヤジの行動といえば・・・。
商品を手にとって裏面の印刷内容を確認。
これが、やけに多くなってきたと自覚する。

日本語が表記していても、meido in 原産国に拘る。
箱、容器のラベルや裏側を注意深く確認する。
販売者が、日本企業であっても原産国に外国名が記載。

それを見ただけで、購入をためらってしまう。
もっともmade in Japanであっても、偽装は多い。
食の偽装では、うなぎ、菓子、たけのこ、ワラビ・・・。
鶏卵、蕎麦、あさり、ワカメ等など、数え上げたらキリがない。

そこにきて皮肉にも、政治の世界も偽装だらけの様相。
偽装献金や政治資金の虚偽記載。
産地を偽装する政治家や経歴詐称。
普天間の政治決着偽装や偽装新党等などetc。

「賞味期限偽装内閣」と言ったのは、連立の某代表らしいが・・・。
この言葉は、自民党を揶揄して表現した造語という。
それが、現政権にピッタリと当てはまるから、皮肉といえば皮肉。

７月１１日には、参議院選挙が予定されるらしい。
そして各党は、どんな偽装をマニュフェストに盛り込むのやら・・・。
庶民は、しっかりと読み較べて吟味する必要がありそうだ。