安倍晋三の死去から10カ月が経過した。
しかし、いまだ後継会長が決まらない「安倍派」。
そして自民党最大派閥の同派が5月16日に・・・。
都内ホテルで政治資金パーティーを開催。
約3,000人が詰めかけた会場で注目されたのは、次の2点。
①誰が壇上で挨拶するのか。
②元派閥会長で今も裏ボス的存在の森元首相。
彼からどんな発言が飛び出すのか・・・だったそうな。
森くんは、日頃から「安倍派5人衆」と持ち上げていた。
5人とは、萩生田光一政調会長、西村康稔経産相。
松野博一官房長官、世耕弘成参議院幹事長、高木毅国対委員長。
この5人衆の誰かが、ド派手な挨拶をするのではないか。
そんな見方もあったが、塩谷くんの挨拶後は淡々と進行。
結局、5人衆のうち壇上に立ったのは、世耕くんのみ。
彼は、派内の参議院議員グループ会長としての挨拶だけ。
その後、細田博之衆議院議長、公明党の山口那津男代表の挨拶。
そして岸田文雄くんの挨拶が終わると、まさかのハプニングが発生。
森くんが挨拶もせず、周囲に支えられながらトボトボと途中退席。
安倍派関係者は、体調不良で退席したと説明。
しかし、本当の理由は別にあったようだ。
森に挨拶させると、会長人事に干渉するような発言。
それをすることが確実視されていた。
だから、派閥幹部らは森の挨拶が目立たないような段取り。
それを練りに練っていたらしい。
森はそんな森外しの動きを察知し、臍を曲げてしまった。
それで途中で帰ったのが、真相だとか。
裏ボス気取りも、完全な厄介者扱いの景色だねぇ。
お〜〜い、森喜朗!もう隠居した方が良いんじゃないの?