グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

嶺公園で見つけた虫など

2009年09月07日 21時50分06秒 | 自然観察
昨日の午後は嶺公園を散歩。

この時期、雑木林を歩いていると、コナラやクヌギのドングリの付いた枝がたくさん落ちていますね。


風にあおられて枝が折れてしまったんでしょうか?
でも、枝の断面を見ると、折れたのではなく、切断されたように見えます。


犯人は、ハイイロチョッキリです。
ハイイロチョッキリは体長7~9㎜ほどのオトシブミ科の昆虫。どんぐりに穴をあけて産卵し、枝ごと切り落とします。

産卵した穴


実は、ハイイロチョッキリの実物は見たことがありません・・・(^^;)

アキアカネ


ナツアカネ




マユタテアカネ


獲物を捕まえて食事中のアオメアブ

小型の甲虫やハエ、アブなど、他の昆虫を捕まえて体液を吸うムシヒキアブ科の昆虫。
輝く目がきれいです。

ナナホシテントウ


今では、群馬県内でも普通に見られるようになったツマグロヒョウモン


ノダケで吸蜜するミドリヒョウモン




ササキリ


ヤマノイモの実


ヤマジノホトトギスがいたるところで見られました

映像詩 里山

2009年09月07日 20時18分50秒 | その他
昨夜、イオンシネマ高崎で、『映像詩 里山』を観てきました。



『映像詩 里山』は、NHKスペシャルで放映された傑作ドキュメンタリー、里山シリーズの第3部「映像詩 里山 ~森と人 響きあう命~」に新たなシーンを追加編集した劇場版。
2008年9月に放送されたTVも観ていたのですが、大きなスクリーンに映し出される迫力ある美しい映像には感動しました。

このドキュメンタリーのテーマは「命のつながり」だと思います。
生き物同士のつながり、人と生き物・自然とのつながり。
過去から現在、そして未来への命のつながり。
さらには、ご先祖様から受け継いだ心のつながり(文化)。

昔は当たり前の風景だった里山。
人の営みが変わり、日本からこの素晴らしい風景が消えようとしています。
私たちは人と自然とが交わした「約束」を、一方的に反故にしてもいいのでしょうか・・・

とにかく、是非とも多くの日本人に観て欲しい作品です。