グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

ナツアカネ 産卵

2011年09月01日 20時57分26秒 | 自然観察
今日は台風12号接近の影響で、川場村でも午前中は本降りの雨でした。今後の台風の進路が気になります。

昨日の昼休み散歩から
夏の終わりの風景

稲刈りはお彼岸ごろでしょうか。

実が入って重くなり、頭を垂れた稲穂の上を真っ赤になったナツアカネのペアが飛び交い、産卵をしていました。


ナツアカネはオスとメスが連結した状態で、稲刈り前の田んぼの上を飛びながら空中で卵を産み落としていきます。「連結打空産卵」と呼ばれる方法です。


田んぼに産み落とされた卵は、そのまま冬を越します。そして春になって田んぼに水が張られると孵化し、生まれた幼虫(ヤゴ)は田んぼの小さな生き物を補食しながら成長して初夏に羽化します。


ナツアカネとアキアカネの見分け方
胸の黒い線で見分けます。左がナツアカネ、右がアキアカネ

胸に3本ある黒い線のうち中央の線を見ると、ナツアカネは先(上)が角張っていますが、アキアカネはとがった形をしています。


おまけ
コムラサキ