グッドぐんま 2

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かんな川水辺の楽校  カワラバッタ健在

2011年09月05日 21時14分37秒 | 自然観察
昨日の記事にも書きましたが、台風12号の影響でかんな川水辺の楽校も大増水。普段は小さな子供でも安全に遊べるせせらぎ水路は、濁流に沈み、どこが水路か全く分からない状態です。


アメンボたちが、岸よりの流れの緩い部分に集団で避難していました。


カワラバッタがよく見られる礫河原も大半が浸水してしまいました。彼らは大丈夫だったか心配しましたが、一段高い場所で何匹か確認することができました。
カワラバッタ


カワラバッタが好む礫河原は元来、洪水など攪乱が多い場所ですので、先祖が生活の場所として河原を選んだときから、洪水とは上手くつきあってきたのでしょう。逆に、ダムや強固な護岸などにより、河原の攪乱がなくなると、礫河原にも植物が繁茂してしまい、カワラバッタは棲むことができなくなってしまいます。カワラバッタの生息環境を維持するためには、時々“適度な”洪水が発生することが必要なのです。


お食事中のトノサマバッタ




クルマバッタモドキ


マダラバッタ?


ショウリョウバッタ


ツチイナゴの幼虫




キリギリス




河原のクヌギにはカブトムシが来ていました。


カブトムシを見るのも、今年はこれが最後だろうなぁ


樹液を舐めるモンスズメバチ

秋めいてくるとスズメバチが怒りっぽくなるような。気のせいか知らん?


かんな川水辺の楽校便り