グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

秋空とトンボ

2011年09月07日 20時51分49秒 | 自然観察
今日は朝から秋晴れ。 青い空がまぶしい川場村。

夏から秋へ季節が移り変わる今が一番気持ちがよい時期かも

昼ごろに前橋へ。

ウスバキトンボ

珍しく木に止まっていたので、写真が撮れました。
ウスバキトンボは世界の熱帯から温帯にかけて広く分布するトンボで、日本でも全国で見られますが、寒さに弱く、4℃以下の低温では死滅してしまいます。ですから日本本土では越冬することはできません。
日本で見られるウスバキトンボは、南の方(どこから来るのかは未だ不確定)からやって来て、短期間に世代交代を繰り返しながら(早いと一ヶ月で成虫になる)北へ北へと移動していきます。そして冬が訪れると日本に渡ってきたウスバキトンボの子孫たちは辿り着いた地で死に絶えてしまいます。ウスバキトンボの渡りは北へ向かう片道切符の死滅回遊です。

頭が取れそうに見えますけど、ウスバキトンボの場合はこれが普通。大丈夫です(^^;)


シオカラトンボ




ショウジョウトンボ


マユタテアカネ



アキアカネも、そろそろ山から降りてくるかなぁ


                                        

おまけ
昨日、アリがハラビロカマキリの死骸を運んでいた。


運ばれているハラビロカマキリをよく見ると、腹の先には脱皮殻が残っているし、翅が伸びていない。脱皮の最中に強い風にあおられて木の枝から落下し、羽化に失敗したのだろう。



このハラビロカマキリにとっては不運だったけれど、アリにとっては、大きな食料が手に入って大喜びだろう。自然界に無駄な命はないし、無駄な死もない。命はつながっているのだ。


地球のいのち、つないでいこう。 政府広報オンライン

大鮎

2011年09月07日 20時10分59秒 | 釣り
先週、台風12号の大雨の前に、同僚のT氏が碓氷川の磯部地区で大きなアユを釣り上げました。

全長28.5㎝の大鮎

この大きさになると、迫力がありますね。

無念そうな表情に見えるのは気のせいだろうか?


T氏のアユ釣りの経験と腕前は決して上級とは言えないけれど、このアユを無事取り込んだのは大したものです。私なら強引な取り込みをしてバラしてしまったに違いない。
釣り上げたT氏には賞賛を送ったけど、本心は悔しくてたまらない (^^;)