老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

好きだとて

2016-05-29 11:54:02 | 俳句
     🐢   落し文鼻のシラノの書き損じ

      

忍冬の花。この花も私の好きな花である。
近所の家に咲いていた。  、、、昨年まで。
今年は、綺麗に刈ってしまい、この一枝がかろうじて残り、良い香を発していた。
散歩の途中でこの家はどんな花、こんな花。
今時だと、さくらんぼ、夏茱萸、桑苺 などなど と楽しみに歩いている。
忍冬はそんな中の一つであった。
きれいに伐ってしまっている。
他人さまの家のこと、ああ残念と思うよりほかない。
好きだとて文句は言えぬ。



 二~三日のしりとり俳句からいいな~と思った句を何句か。

  🎐   雨あがるあとの静けさ七変化   猫髭

  🎐   絵具溶く間に紫陽花の色変はる   ラスカル

☆  紫陽花や昨日の日記はや古ぶ  橋本多佳子 の句をおもいだした。心変わりの早さ。

  🎐   水中花昨日の夜の匂ひして   ぴのこ

  🎐   阿蘇の蘇はよみがへるの蘇虹立てり   樹里 

印象に残った句を記した。

  
  🍉   初蛍片ちびしたる庭の下駄

  🍉   登山帽あざみの歌のよみがへる   


  
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