老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

小物入れ

2015-08-22 10:49:27 | 俳句


秋新た。
我が家の庭は木が茂って、涼しい言えば聞こえは良いのだが、手入れが出来ていない。
元気になった 姫 が、朝 庭に降りると、鼻を上に向けて くんくんと動かしている。匂いを嗅いでいるのか、風を感じているのか、可愛い仕草をする。

六角形のモチーフを繋いだ、小さな敷物。捨てるには惜しい小さい余った布を集めたものだ。余った布は、梅酒の空瓶に詰めて置く。透明な瓶だから、中に入っているものが、即座に分かる。アップリケををする時、猫の耳や犬の鼻など、これと思う布がすぐ見つかる。パッチワーク教室に行っていた時、仲間が教えてくれた。


      

普段は大きな花瓶やこけし人形を置いている。

         

着物を潰してリメイクをした時、綺麗な裏地が残る。
茶色のしっかりした木綿地。
中に芯を入れて、太い紐状にしたものを編んだ。紐は三つ折りにしたものに、パッチワークのキルト用の、段染めの糸でミシンステッチをかけた。



円く筒状に編んだ中には、蚊取り線香の空になった缶を入れている。
長く残した紐の先を中心に集めて、底の出来上がり。
上の部分は、筒を長く編み、缶の内側に折り込む。自分が使うものだから缶の半分くらいまで折込、接着ボンドで貼りつけた。ていねいにするのなら、内側に裏布をはり、底にもボール紙などを布でくるみ、しっかりと作ると良い。
街角で貰った、ティシュペーパーなどなど、放りこんで置く整理籠になる。



しりとり俳句から生まれた句
    🎇   海の橋光の帯や八月尽
    
    🎇   夏惜しむ瀬戸の海統べる遠眼鏡   
 
    🎇   カレーの香こもる厨や秋暑し   
 
    🎇   男踊いなせな女の奈良晒   
       
  おつむの中昨日は秋旱だった。 
              
        

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