老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

選句 

2015-08-05 11:53:50 | 俳句

          ☆   月はまだその辺にあり明け急ぐ   長谷川櫂


殿を忘れかけている。


 長谷川櫂 の「一億人の俳句入門」の選句を読んでいて、あたりまえのことを、忘れている自分が情けなっかた。浮気と称し、あっち、こっち投句して、ああ選に入りました、などと、喜んでいる自分は、子供だな、と反省を促された。しかし、ストレス解消には、ちょとした、脇道には逸れます。どうしても、譲れない楽しみなんだな~。



 その 俳句入門の選句の項 の最後の言葉。
互選句の点数は意味がない。互選の点数がまったく意味がないのは、互選は点数でなく、誰がその句を選んだかが、大事です。いいかえると、選句力の力のある人が、どの句を選んだかがこそが、大事です。と締めくくっている。


今日は しりとり俳句の 一ト月の投句の中からの、選をやっているのに、参加した。まだ、この句会に入って、日が浅いので遠慮をしていたが、色んな結社の人の、それこそ実力ある人から、まだ俳句を初めて年の経っていない人もいるみたいなので、「ええい、ままよ」と選句に挑戦した。
玉石混交、結社が違うから句の傾向も自ずから違っている。お互いさまだ。

いつか、私の選をしたのが、偶々 ご本人が、どこかへ投句しようと思っていたのと、一致していて、どこかへ、投句して選に入ったら良いと長い目で見てもらったらよいと思った。
私はここで、選に入ったとしても、我が結社には投句しない。悪しからず。


ちなみに私が選に入ってた句。
しり取り俳句だから、言葉を受け繋いでいる。
     底紅や言いたいことが二つ三つ
     藍浴衣ひさびさ妻の富士額
     海の風くる青芝の弓道場

もっと、もっと有難いことに選をしてくれている。実力のある方達と思っている。
昨今は他の場で、このごろ指摘して下さる、(観音開き)が自分でも、気になり、勉強のやり直し中だ。

そこはさておき、この楽しみ、捨てきれない。
本道に戻って、今日の残りの時間は、すごさんか。





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