☆ 王金の襖に孔雀夏深し 長谷川櫂
「一億人の俳句入門から」
俳句は大きな鐘に似ています。小さなものと思って撞けば小さな句しかできませんが、大きなものと思って撞けば大きな句が生まれます。俳句を作る人の志がいちばん大事です。
☆ カレンダーいちまいぜんぶなつやすみ 武田泰輝(小5)
☆ せんぷうきああああああああああああ 山本咲良(小3)
☆ 夏休みジンベイザメが大きいな 細井柚季(小3)
☆ 流れゆくわれの夏ぼう兄が追う 野中銀河(小3)
☆ 梅干しを食べて元気に過ごす夏 菊地優奈(小4)
☆ ふじさんにシロップかけるとかきごおり 加藤大登(小2)
☆ ひまわりは先生よりも大きいぞ 野上舞奈(小3)
☆ ヒマワリのタネが重そういっぱいだ 川西アリサ(小5)
大人も読みたい「子供歳時記」から。
俳句は5才の子供が読んで解るようなのを作れと、初心の頃教えられた。全く今も、この言葉は俳句の王道を歩き続けている。
暑い。この、子供歳時記を開くと暑さに痺れている頭に(暑さで痺れている?)涼風が吹き込む。みずみずしい感受性のすばらしいこと。日常生活の仲で、見過ごすしていること、見落としているものを、思い出させてくれる。天啓が降ってくるように。
朝からお隣の小学生が ピアノ を練習している。この子、素人の私が聞いていても上手い、上達が早い。コンクールでは 相当の成績をとっているらしい。もう うるさいから練習を止めてなんてことは一度も無い。本当によその子だが楽しみだ。同じ夏休みの練習でも サックス を吹く子がいる。同じ ところで、いつも間違う。これにはまいる。
(日の盛り)(炎昼)(溽暑)季語が浮かんできても、一句にはならない。 冷房をかけて、窓を閉めて、耐えるよりほかない。
姫 が やっと元気になった。心配した。ビッコを曳いていたのだが、まともに歩けるようになった。食欲も少し出てきた。
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