大阪水曜ほっと集談会一世です。
多様性とは何だろう?
多様性とはどういうことだろう?
ここのところ毎月メンタルヘルス の講座を受けています。
ところで最近受けた「性の多様性」・「ジェンダーレス」に関する講座ではとても深い学びがありました。
ジェンダー(gender)とは、生物学的な性別に対して、社会的・文化的につくられる性別のことを指します。
世の中の男性と女性の役割の違いによって生まれる性別のことです。
世界経済フォーラム(WEF)が発表した2023年版「ジェンダーギャップ・レポート」の男女平等度ランキングで、日本は146か国中125位であったそうです。
特に講座で感じたのは少数意見をスルーして多様性を受け入れない組織はいづれ衰退するという事実です。
集談会においても若者世代の感じたことや新しい提案を私たちシニア世代が否定することは許されません。
私たち神経質者そのものが社会では少数派です。
正直私たちの自助グループにおいてもジェンダレスに関して学ぶべき点が多々あると感じています。
社会には無意識にジェンダーを感じさせる言葉や記述がまだまだ多く見られます。
たとえば男性保育士や女性ドライバーなどです。
私たちの自助グループでも女性の支部委員とか女性の理事とか、頭に女性をつける表現を見直す必要がありますね。
特に私も含めたシニア世代は、無意識に性別や年齢で相手を判断する癖が抜けません。
また若者世代の皆さんにも、シニア世代だから、高齢者だから仕方がないとか理解できないと、簡単にひとくくりにしないでほしい。
お互いが今までの考え方や価値観を変えるきっかけとしてこのような 講話はとても重要だと思いました。
集談会の在り方そのものが多様性の宝石箱のような気がしている一世です。
2023.6.23 一世