大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日も早5時起床で、このブログを書いています。
日常生活の中で森田療法及び自助グループのすばらしさ、森田的な気付きをお伝えすることを目的としています
さて季節の風物詩という感がありますが、今年も職場に可愛い中学生がやってきました。
※トライやるウイークです。
※一週間、中学2年生が職場体験などを通して地域について学び「生きる力」を育むことを目的としている。
また、教員にも生徒よりも期間が短い「先生のトライやる」と称する職場研修が課せられている。
私のやっている仕事に将来就きたいと思う学生が現れるかもしれないと思うと少しワクワクします。
事実、過去にそのようなスタッフと出会ったことがありました。
キラキラしていて好奇心にあふれた中学生を見ていますと、この年齢で神経質症状のとらわれに苦しんでいた当時の自分を思い出して泣けてきます。
私にとって集談会は、人生のトライやるだったことに気が付きました。
そこで私は、「生きる力」を貰ったのです。
いじめや競争にさらされる中学時代は大人社会の入り口です。
小賢しい大人の価値観で追い詰めることの無きよう願うばかりです。
集談会においてもこれから森田を学ぼうとする若い人たちに私たち60代上のシニア層が森田理論ありきで老害にならないことを肝に銘じたいと思います。
今日の森田博士の言葉
今日の教育が、教育商売で、文句ばかりを売りつけられ、かえってその弊害ばかりが大きいということには、人々がなかなか気がつかないのであります。
森田博士は誠に厳しい言葉で教育について語られています。
私も誤解されることを承知で言いたいことがあります。
私たちの自助グループが森田理論を盾に行動や社会に適応することに比重を置きすぎて今日の教育の弊害を助長することは許されない、と感じている一世です。
2023.6.10 一世