大阪水曜ほっと集談会一世です。
症状の最中の神経質タイプに欠けているものは何であるか?
自分のことを棚に上げて敢えて申し上げます。
ずばり森田博士の言われる人情・本当の人間味という部分ではないでしょうか?
私自身やはり自分への執着や関心が強すぎたため、家族や職場等、周りへの配慮に欠け、結果努力している割には評価されなかったことが多々ありましたね。
そもそも評価を得るために何かを為す発想にも問題がありました。
アドラーが言うように、人は承認欲求を満たすだけでは幸せは得られないのかもしれません。
そういう意味で集談会での世話役活動は、人間として私に欠けていたものを埋め、バランスを与えてくれた気がしています。
元気になった、立ち直ったので集談会に行く意味がないと言われた方がありました。
同じ方が数年後愛する家族との死別を機に参加されたこともありました。
私はそれを否定したり悪いというつもりはありません。
私にもかなりブランクがありましたので。
そのように集談会に参加する意味を見出せない時にこそ、世話役になっていただくことで違う風景が見えてくるのではないでしょうか?
今日の森田博士の言葉
※私のいわゆる「純なる心」すなわち人情から出発するか、または理屈から、出発するかの相違であります。
純なる心から出発するときに、そこに本当の人間味が現れてくる。
この純なる心から出発するものは、何者にも為にするところがない。
2023.6.8 一世