
大阪水曜ほっと集談会一世です。
ある人気のテレビ番組の影響で俳句がブームです。
私の八十代の母もさっそく影響を受けて俳句を創っています。
先日雑誌で俳優梅沢富美男さんと俳人夏井いつきさんの対談を読みました。
季語を知れば人は謙虚になれる、というタイトルでした。
表現方法としての俳句は、心の健康にも良いみたいですね。
以下俳人夏井いつき氏の言葉より
※季語を知ると謙虚になれます。
季節を表す言葉なので、多くは自然と結びついています。
すると外の世界に積極的に目を向けるようになる。
例えば春の季語である、スミレを一輪見つけたとしましょう。
「こんな小さな花も季語のひとつなんだ」と思うと自然に対する愛しい気持ちが湧いてくる。
自分の悩みや不安が、小さく感じられるようになります。※
私はふと森田を学べば謙虚になれるというフレーズが心に浮かびました。
森田もまた湧き起こるあらゆる感情、心の自然に対して絶対服従なのです。
社会ではなかなか理解されにくい神経質性格です。
俳句、川柳、短歌、絵画、音楽などさまざまな自分なりの表現方法を見つけてコミュニケーションを取ることは大切だと思いました。
神経質性格と言われる人たちはとても感受性の強い人たちです。
症状にばかり向いていた視線が自然や周りの人たちに向きはじめた時、すでに立ち直りのステップを歩み始めているのですね。
2024/04/12 一世
※週刊現代4月13日号 季語を学べば、人は謙虚になれるより一部抜粋