大阪水曜ほっと集談会一世です。
骨折生活2週間まだまだ本調子ではありません。
しかし主治医の許可もあり、どうしてもやらなければならない仕事がありますのでとりあえず今から出勤します。
何か妙に緊張している私です。
昨日リハビリも兼ねて散策しながら、
近くのファストフードのお店に入りました。
モーニングセットを頼んでブログを書いていたら、
孫娘と同じくらいの小さな女の子と若いお父さんが入ってきました。
思わず子供さんと目があって、可愛いと言ってしまいました。
すると若いお父さんが、ありがとうございますと言われました。
少しパパとお話をしますと、この女の子はお姉ちゃんで下に赤ちゃんがいるとのことです。
想像ですがお母さんが大変なので、休日くらいは、お父さんが長女である女の子連れて出ることで負担を減らしているのかもしれません。
子供さんが指で示しながら、にちゃい(2歳)今度さんちゃい(3歳)と言いました。
何とも言えない優しい時間が流れていると感じました。
今までであれば、ただの親子の会話としか、見れなかったかもしれません。
しかしながら孫のできる年齢になると、孫に対するのと同じような思いで見てしまいます。
ふと森田博士の純なる心というフレーズが心に浮かびました。
孫と同じ年齢の子供さんを見ると、とっさに可愛いと感じる心、これも純なる心ではないかと思います。
すべての人間関係において、できるだけそのような気持ちで接していきたいものですが、社会ではなかなかそうはいきません。
油断をすれば人の良さに付け込まれたり、極端な場合騙されたりすることもあるでしょう。
それでも自分はそのような生き方はしたくないと思うのです。
せっかく森田療法というステキなメガネを頂いたわけですから、できるだけ物事をシンプルかつ素直に見て行きたいと思います。
そう思いながら生活をしていますと、不思議と人間関係における見えない壁のようなものが小さくなったような気がしています。
最後に残るものは、人と人との心のふれあいや何かしら社会に貢献しているという小さな満足感かもしれません。
偶然出逢った親子の会話を聞きながら、
単身赴任を含め仕事と症状に明け暮れ、
自分のことでいっぱいで不甲斐ない子育てしかできなかった自分への怒りと後悔、
更に幼い頃の二人の娘への懺悔と心の痛みを感じた一瞬でもありました。
2024/04/15 一世