
大阪水曜ほっと集談会一世です。
昨日は朝から大谷翔平選手のホームランに元気をいただいた私です。
唯一無二ですね。
私も自助グループで元気を与える存在になりたい!
と思いながら昨日、全国版リモート初心者懇談会にスタッフ参加を致しました。
あらためて仲間を信じることで生まれるチーム力を感じました。
さて、森田療法との向き合い方についてですが私が一番しっくりするのは、森田博士が言われる、疑いながら森田に任せるということです。
何でもかんでも森田がいうから従うのは、盲従であると、厳しく指導されています。
こんなことで本当に治るのだろうか?
基本的には薬を使わず、日記を書いたり、森田博士の著書を読んだり森田療法に関するDVDを視聴したり講話を聴いたりするだけで本当に治るのだろうか?
そう思われるのは当然だと思います。
そのような疑心暗鬼いっぱいの気持ちでよいと思います。
もし私が今二十代で、森田療法を学び始めていたとしたら同じような気持ちだったと思います。
ただこれだけはお願いしたいのです。
自分の力ではどうしようもないという事実を認めて、正しく導いてくれる仲間の言葉や存在を信じて欲しいのです。
このような存在を森田博士は、仏教の言葉を引いて善知識とよばれています。
※今日の森田博士の言葉
外形から治してゆくのを「他力の法」とすれば、自分で会得しようとするのは、「自力の法」といえます。
ところが自力で悟りを開くのはなかなかむずかしく、他力の法では四十日で治るものが、自力の方では五年、十年かかっても治るとは保証できないのであります。

2024/04/28 一世
※自覚と悟りへの道より