大阪水曜ほっと集談会一世です。
片手でパソコンを打つのは本当に時間がかかります。
音声入力も使用していますが、修正に時間がかかります。
ということで比較的痛みの少ない時間帯を狙って投稿しています。
さて以前から路地裏の小さな花に興味を惹かれ、スマホで撮影して悦に入っています。
ところで骨折生活10日目になり、職場のスタッフから電話で、一世さんは、骨粗鬆症ですかと言われました。
まだ早いやろ!
まあこれも自業自得とはいえ、若いスタッフに、嫌みをいわれたり、いじられ三昧の私です。(泣)
さて森田博士の「自覚と悟りへの道」の中に悪智をはなれた境地というのがあります。
さらにその中に「小さな石にも興味をひかれる」という言葉がありました。
以前からとても気になっていました。
要約しますと症状を治すことばかりに目が向いている間は何事にも興味を感じず、世の中が無味乾燥に思えるのです。
常にどうすれば症状が治るのか、そのことばかりに意識が集中し自然界の移ろいを感じたり、他者への配慮がなくなります。
そのような心を森田博士は悪智という言葉を使って表現されておられます。
以下森田博士の言葉を書き写します。
悪智を捨てて心機一転すれば、神経質症状は治るし、いろんなことにも興味をひかれるようになるのであります。
ちなみに骨折を体験したことで手足が不自由な方の気持ちが少しは、わかりました。
同様に抑うつを体験するまでは、人の気持ちというものが本当に分かっていなかったと思います。
人間は経験して見なければわからないことがたくさんあります。
最近まで理屈や知識であたかもわかったようなことをいっていた、自分が恥ずかしいです。
2024/04/10 一世