長々と見ていただいた日影沢から高尾山に咲いていた花たちも、今日で最後です。
見てくださってありがとうございました。
高尾山から一号路を下りながら撮った花たち、身近な場所で見ることのできる花も入っていますが、山で咲いている風情を感じていただければ何よりです。
キク科アキノノゲシ属で、山林内に生える多年草です。
紫色の花は1cmほど、細い茎に下向きについているので、わずかな風にもゆらゆら…必死で息を止めても、なかなか止まってくれませんでした。
薬王院の境内でも見ることのできた「オオバギボウシ(大葉擬宝珠)」
ユリ科ギボウシ属で、山野の草地や林内に生える多年草です。
薄紫色の花が付いているように見えますが、まだ蕾の状態。
縁が淡い紫色の葉のように見えるのは苞で、その苞の上に乗っているようなのが蕾です。
花茎が伸びるにつれ、ギボウシの花姿になっていきます。
ヒメアジサイのような紫陽花がちょうど見頃で、参道を彩っていました。
自生では無いのではないかと思うのですが、ガク咲きの紫陽花も見ることができました。
鎌倉でもよく見ることのできるキク科フジバカマ属の多年草です。
まだ蕾の状態で、白い花を咲かせるのは8月に入ってからでしょうか。
馬をつなげることができるほど茎が丈夫だということから付いた名だそうですが、ちょっと引っ張って試してみればよかったですね~(笑)
野原や土手、道ばたなどの日当たりの良い場所に生える小低木です。
花の形からわかるようにマメ科です。
1号路から下って高尾山口の少し手前に植えられているヤマアジサイ「キヨスミ(清澄)」、紅い複輪がはっきりしていて、両性花も開いていました。
数年前に見たときよりも大きくなっていたように感じました。
( 2012年7月8日撮影 )
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