Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

日影沢から高尾へ(2)

2012-07-13 23:28:46 | 裏高尾

Img_5072blog Img_5061blog まだ咲き始めたばかりで数輪のみでしたが、「キツリフネ(黄釣舟)」の群落がいろはの森入り口にありました。

高尾・奥多摩植物手帳の記述によると、高尾山にキツリフネの記録はあるけれど、現在見られるところのものは、もともとあったものか疑わしいとのことです。

と言うことは、この群落は他から持ち込まれたものかもしれません。

                                                         

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装飾花が裏返った状態ですが、ヤマアジサイが…♪

花が終わってからもヤマアジサイはヤマアジサイ♪♪

                  

                                                        

Img_5123blogImg_5119blog 高尾山への意外に急な斜面を登る途中に見慣れた紫色の花。

クマツヅラ科の「ムラサキシキブ(紫式部)」です。

鎌倉などで見るものよりも花のつきがまばらですが、風情があって綺麗でした。

和名は果実の美しさを紫式部にたとえたものという説があるそうです。

この幹はまっすぐで強いので、道具の柄や杖などに用いられ、日本人には古くから親しまれてきたとのことです。

Img_5102blog Img_5150blog_2                   

                 

                 

                 

                                                       

Img_5140blog_2 暗い林内で咲く白い花は、遠目からでも見つけることができます。

「トリアシショウマ」か「アカショウマ」のどちらかではないかと思うのですが、、、私には 同定することができません。

午前中の雨でついた雫のためか、少し俯き加減の白い花はとても綺麗でした。

                                                       

( 2012年7月8日撮影 )

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日影沢から高尾へ(1)

2012-07-12 22:27:55 | 裏高尾

7/8(日)に墓参に行った帰りのいつもの寄り道。

今回は花の種類が少なかったので、日影沢~いろはの森~高尾山~(1号路)~高尾山口のコースを歩くことができました♪

墓参も含め21000歩ほどの行程、期待をしていたギンリョウソウは傷んだものしか見つけられませんでしたが、小さな花を探しながらの撮影はじゅうぶん楽しむことができました。

まずは日影沢の林道の風景を…

Img_5001blog Img_5008blog 日影沢の入り口では、雨に濡れたヤマアジサイとオオバジャノヒゲが出迎えてくれました。

 

 



                                                       

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Img_5019blog Img_5037blog_2                   

 

 

 

 





                                                        

Img_5024blog Img_5025blog たぶん「キツネノボタン(狐の牡丹)」だと思います。

キンポウゲ科で、田の畦や流れのふちなどに多い多年草です。

葉の形がボタンの葉に似ているところからついた名だそうですが、、、

緑の多い時期に、黄色の花はとても目立ちます。

 

 

Img_5042blog Img_5029blog Img_5051blog どこででも見ることのできるハコベやヒメジオンも、どことなく風情を感じます。

 

 

 

 

 

 




( 2012年7月8日撮影 )

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鎌倉・光則寺の花たち

2012-07-09 23:07:22 | 鎌倉

七夕の日、モリアオガエルの子ガエルを撮りに光則寺さんへ行ってきました。

前日には数匹見ることができたそうですが、残念ながら見つけることはできませんでした。

でも、今年も池の辺の木に卵が産み付けられ、無事孵化をし、子ガエルになったことがわかただけでも良かったと思います。

来年こそは♪…と、楽しみにすることにしました。

Img_4939blog 境内ではもう蓮の花が咲き始めていました。

おおきな鉢で育てられている様々な品種の蓮の花の中で、少し小ぶりの“毎葉蓮(まいようれん)”が咲いていました。

                                      

                                     

                                                        

Img_4881blog Img_4872blog 本堂前と池の辺などに、今を盛りとハンゲショウ(半夏生)が咲いていました。

少し咲き進んで、花穂が立っているものが多く見られましたが、白い葉はまだまだ元気でした。

                        

                        

                        

                                                       

                       

Img_4914blog Img_3530blog ヤマアジサイは剪定が終了。

来年の開花のために休養に入りました。

わずかに遅咲きのガクアジサイやこれからのクサアジサイ系を残すのみ。

                       

ちょうど「クサアジサイ」が咲き始めていて、清楚な姿を撮ることができました。

                                           

                                                        

Img_3574blog Img_3584blog 客殿通用口の石段の上に虫眼鏡とともに置かれている平鉢の中には小さな「ウサギゴケ(兎苔)」。(左の画像です)

見ての通りのウサギがピョンピョン跳ねています(笑)

ちょっと離れたところには、「ヤクシマスミレ(屋久島菫)」が鉢の中で可憐な花を咲かせていました。

Img_4906blog Img_3565blog 「ヒメヒオウギズイセン」の鮮やかなオレンジ色の花は、夏を感じさせます。

次のオレンジ色の花は、、、門前のノウゼンカズラがバトンタッチします。

                                                        

( 2012年7月7日撮影  鎌倉・光則寺 )

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トモエソウ、オトギリソウ、ミヤコグサ、ウツボグサ、オカトラノオ

2012-07-06 22:18:43 | 舞岡公園

Img_3465blog Img_3482blog 見頃を少し過ぎていましたが、風車のような花弁の花、撮っているときは??状態でしたが、園内の植物の紹介コーナーで「トモエソウ(巴草)」だということがわかりました。

                 

山地の日当たりのよい草地に生える多年草で、オトギリソウ科オトギリソウ属です。

直径5cmの花は、5弁で捩れていることから巴草(ともえそう)の名がついているそうです。

花が終わった姿は風車に似ていると思うのですが…

Img_3424blog トモエソウと同じ仲間「オトギリソウ(弟切草)」です。

やはり見頃を少し過ぎていましたが、トモエソウと同じ古民家の敷地の中で咲いていました。

和名の由来は悲しい伝説からなのですが、初夏の日差しの中で咲いている姿からは、想像ができません。

鎌倉では、東慶寺や光則寺で見ることができます。

                                                       

Img_3471blog Img_3473blog エニシダを小さくしたような黄色の花は「ミヤコグサ(都草)」です。

道ばたや草地、海岸などに生える多年草で、茎は地をはって広がります。

花の形からわかるようにマメ科でミヤコグサ属です。

名の由来は、京都に多く生えていたことから。また、別名の「エボシグサ(烏帽子草)」は、花の形が烏帽子に似ていることからだそうです。

花の大きさは1cm程度と小さく、地に這っているため、うっかり見過ごしてしまいそうです。

                                                       

Img_3411blog シソ科ウツボグサ属の「ウツボグサ(靫草)」です。

花穂を矢を入れるうつぼに見立てた名です。また、夏、花が枯れて黒っぽくなっても、そのまま立っていることから「夏枯草」とも呼ばれるそうです。

唇形のガクは、花が終わると口を閉じて果実を包むのがウツボグサの特徴だそうです。シソ科の大部分は花が終わったあともガクは開いたままです。

                                           

                                                        

                                                       

                                                        

Img_3488blog Img_3484blog 初夏を感じさせてくれる白い穂咲きの花「オカトラノオ(岡虎の尾)」が園内の道ばたに咲き始めていました。

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草です。

花序を虎の尾に見立てた名だそうですが、虎の尾には蝶々はとまりませんよね。

                                           

                                                        

( 2012年6月30日撮影 )

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コマツナギ、オオカモメヅル、ハンゲショウ

2012-07-05 23:26:38 | 舞岡公園

ヤマアジサイの撮影がほぼ一段落…と思った途端、気力がダウン。

一週間ほど更新を休んでしまいましたが、週末が来る前に、先週土曜日に撮影をした舞岡公園(横浜市戸塚区)の花をご紹介します。

Img_3378blog 舞岡公園に行く前にいつも立ち寄る小菅ヶ谷公園。

ハダカホオズキの花を探しに行ったのですが、全く見ることができませんでした。

草刈が行われた様子で、雑草は刈られてしまったようです。

その代わりに大きな株の「コマツナギ(駒繋ぎ)」が咲き始めていました。

名の由来は、茎は細いけれど、馬を繋げるほど丈夫なことによるそうですが、、、ちょっと引っ張ってみればよかったかなぁ。。

Img_3433blog Img_3428

Img_3447blog             

            

            

            

            

            

                                                       

                                                       

                                                        

公園のボランティアの方に教えていただいた「オオカモメヅル(大鴎蔓)」、初めて見ることのできた花です。

“オオ”が名についているので、ある程度の大きさの花かと想像をしていたのですが、1cmに満たない小さな花だったことにびっくりでした。

ガガイモ科で、他の草や木に巻きついて伸びるそうです。

撮影をしたのは、古民家裏の垣根に巻き付いていて、たくさんの花をつけていました。

Img_3454blog Img_3460blog 「ハンゲショウ(半夏生)」です。

特徴の白い葉の部分が中途半端ですが、これもまた綺麗です。

ドクダミ科ハンゲショウ属で、水辺や湿地に生える多年草です。

花が開くころ、茎の上部の葉が白くなり、8月ころから再び淡緑色になります。

                                           

                                                       

( 2012年6月30日撮影 )

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