Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

発達途上

2006-07-30 | 想い・雑感
 人は食事から栄養を、呼吸で酸素を体内に取り込み利用することによって、その活動を維持している。

 幼少期は維持に必要な量に加えて、成長発達のためにさらに栄養が必要になる。また必要な栄養素の蓄えが少ないので、すぐに欠乏する可能性が高い。

 幼児虐待のニュースに接すると、概して体の小さな子が多いようだ。これは大人が痩せた状態とは全く違い、成長発達が障害されているものと考えられる。成長期の遅れは、後で取り返せないものも多いはず。食事を与えないという虐待は、その子の人生に重大な影を落とし続ける。

 子供を護るためには、栄養障害の有無にも注意する必要が有りそうだ。幼稚園や学校での健康診断で栄養障害児を拾い上げ、その子の保護者と話し合いをもてるようなシステムも必要だろう。