※ お写真はお釈迦様が大悟されたブッダガヤに建立されている大菩提寺の
入り口正面に安置されている全身黄金に輝く仏像です。
~ 恩師の「心行の解説」より ~
先の続き・・・
この宗教を信仰しているおじいちゃんとおばあちゃんがあって、
おじいちゃんに、「あなたの亡くなった先妻さんと、お母さんが憑いている」と言って
その宗教で二人分二十万円をあげてご供養してもらわれたのです。
「それで、取れましたか」と聞くと、「分かりません」と言われるのです。
「分からなかったら何にもなりません。
どうして憑いているということが分かったのですか」と聞くと、
おじいちゃんは年をとってヨボヨボしていますから、
おばあちゃんとその娘さんとが、「何ぐずぐずしているの」と聞くと、
「ああ、お母さんがいてくれたらこんな目に遭わないのに」と言って
泣くから憑いていると思ったというのです。
「では先妻さんが憑いているのは、どうして分かったのですか」と聞くと、
おじいちゃんがコンコンと咳をする、
先妻さんは胸を患って死んだので常に咳をしていたから、
それがおじいちゃんに憑いて咳をさせているのだと決めたそうです。
そこで二十万円を供えてご供養してもらって、
結果は何も良くなっていないというので、
私は言ったのです。「そんな供養をしてもらって、
おじいちゃんの病気が治ってああ良かった、
いいことが起きてよかったという証明がなかったら、
供養されているのかされていないのか分かりません。
私なら供養代は一銭も要らなくて証明してみるから、
おじいちゃんを連れてきなさい」、
そこでおじいちゃんを連れてきましたから、
「おじいちゃんどうですか」と声をかけると、
「わあ、わあ、ああ」とものを言うのも通じないのです。
おばあちゃんに通訳してもらって、
「おじいちゃんにお母さんや先の奥さんが憑いたら叶わないから、
私が今日お救いしましょう」と言って、
憑いているおられる方をお救いしてあがってもらったのですね。
そうすると、おじいちゃんがいっぺんに治ってしまって、
今までグニャグニャと言って死にかけたようになっていたおじいちゃんが、
「ここは結構なとこです。まあ、どうぞお上がり下さい」と言って、
来られたお客さんの受付をしてくれました。
見ていた方達がびっくりして「今死にかけていたおじいちゃんが受付してますよ」と
知らせてくれたのですが、そういうことが起きています。
~ 感謝・合掌 ~