※ お写真はお釈迦様の生誕地ルンビニにて
初体験の像乗りを楽しまれる(?)恩師「長尾弘」先生。
~ 恩師の「心行の解説」より ~
先の続き・・・
お釈迦様の死が近づいた時、側に仕えて世話された阿難さんが、
「仏陀が亡くなられた後の
なきがらはどのようにしたらいいでしょうか」と尋ねると、
「そんなものはそこらに放っておきなさい。肉体は在家の者が適当に処置するであろう。
肉体にかまうよりも、しっかりと法を精進しなさい」とお釈迦様はおっしゃったのです。
今お坊さんのする葬式というのを当時は在家の者がしたのですね。
それが仏教の原点だったのです。
今の仏教というと、お線香をあげて、難しいお経をあげるものと思っていますが、
ほんとうの仏教というのは、今は無いのです。
形の変わったものが仏教だと思っているだけです。
高橋信次先生は、「仏教の原点を学びなさい」と言われました。
学ばせていただくと
「なるほどそうか、お釈迦様がお説きになったものと今の仏教とは
それほどまでに変わっているのか」ということがよく分かります。
キリスト教についても同じことがいえますね。
今はローマ法王の姿がキリスト教の偉い方だと信じていますが、
イエス様はああいう豪華な姿をいつされたでしょうか。
その生涯にあって一回もそういうことはありませんでした。
一般の我々と全く変わらない同じ姿をされ、
生活も同じようにふるまわれて多くの人を救われたのですね。
あらゆる病を癒されたと書かれています。
~ 感謝・合掌 ~