~ 恩師の「心行の解説」より ~
編集後記
この度「心行」の解説下巻が出来あがり、ここ上・下二冊が揃い完成しました。
平成五年一月「心行」の解説上巻の上梓直後から、お忙しい先生にお願いして、
引き続き同下巻の原稿(ご講演のテープをおこしたもの)に目を通していただけますよう
ご無理を申しあげ、もうこれ以上の催促は控えなくてはと思うほどご多忙の限界の中で、
先生には時間の遣り繰りにご苦心下さり、恐らく寝ずの作業だったと思われますが、
約束の期限に合わせて原稿を仕上げて下さいました。
解説の補足、字句の修正など細々と手を入れて生き生きと活気を帯びるのはまさに
画龍点睛の趣がございました。
お陰様で先生のお教えの原点であり、
核ともいえる「心行」の全行について上・下通して学べる幸せを頂き、
皆様と共に喜び、感謝したいと思います。
今や、長尾弘先生の伝道の旅の足跡はここ数年地球全土に亙り、
正しい法と先生の大きな愛は日本国内はもとより、
ドイツ・オーストリア・スイス・イタリア・フランス・イギリス・香港・韓国・台湾・ブラジル・アメリカ・
イスラエル・インド・中国・オーストラリア・ポーランドへそしてさらにロシアにまで及ぼうとしています。
故高橋信次先生がかつて「正法は世界中に広まるであろう」と予言された通りでございます。
長尾先生が行かれる先々で起こる数々の奇蹟は、それを見たり、聞いたり、
またビデオで拝見する度にその不思議な現象に只々驚き、感動するばかりです。
ことに、ドイツへ行かれて帰国後間もなく、世界中の人が予想もしなかった、
まさかと思うあの堅固なベルリンの壁があっという間に崩壊しました。
また、イスラエルへ行かれた直後には、
積年の複雑な事情による混乱で解決の糸口さえ掴めない状態だったパレスチナとの
和解のきっかけが生じ、現在少しずつ争いを止める方向を模索しつつあります。
さらには、先生がソ連の上空を飛んでおられた時、気中から
「どうぞこの国に安らぎをお与え下さい」と祈られましたら、
下のほうがパッパッと目も眩むほど光ましたそうで、そうすると、ソ連邦は終焉し、
ロシアの誕生という、これまた思いがけない出来事に世界中がびっくりしました。
これは単なる偶然と思う人、また先生とは縁なく関知せぬ人も多いことでしょうが、
知る人ぞ知る、間違いなく長尾弘先生の比類を超えたパワーの発露によって
世界中が大きな調和に向けて確実に胎動し始めていることを認めないわけにはまいりません。
イスラエルで、聖母マリア様の前に立たれた先生が掌を合わせて語りかけられると、
大理石の象はまるで生きた人のようになり、眉が動き御目から涙が溢れ出て、眼の中の
血管まで見える不思議なマリア様のお姿がビデオに写されております。
インドの仏陀の涅槃像の前で祈られました時は、日本の五百円硬貨よりも大きな金箔が
まるで花びらのように無数に舞い降りて同行の方々が驚かれました。
また、生まれつき聾唖の方が先生の愛を頂いて、
当然知るはずもない言葉をだしぬけに発せられたという事実も、
驚異というほか言い表しようもございません。
インドでは、マザーテレサ女史と親しくお会いになり、
インド大統領に招かれて官邸での歓迎を受けられ、
イタリアのミラノでは市の名誉市民賞も受けておられます。
先生は、「人間はみな等しく内に神を宿しており、
私たちは一人ひとり神の具現者である」と教えて下さいます。
長尾先生ほどの、神そのもののお姿にまで達することは至難であるとしても、せめて、
先生の足許に近寄ることができますように、日々地道に善を積んで悪をとどめ、
常に心の曇りを払う実践に努めて、魂を向上させていきたいと思います。
国内において身近に阪神・淡路の大地震を経験しました今は、
なおのこと一瞬一瞬を大切に生きなくてはとの思いを新たにしております。
ここに、長尾弘先生のお導きに対し心からの尽きない感謝を捧げて、
御著書編集の後記とさせていただきます。
合掌
平成七年七月
~ 感謝・合掌 ~