万年筆インク紙 片岡義男 2020年08月07日 | 本 なかなかすごい本で、文字通り万年筆とインク、紙について章立てもなくぐだぐだ書いたもの。あとがきだってその続きで、よくこんなにもグズグズ書けたものだ。万年筆は筆圧が小さくてなめらかに書けるので好きだが、こう、金に飽かせて何本も同じ物も買うような趣味はないので、ほとんど具体的には「わかる」も「違う」もない。言いたいことはとても伝わってくる。もう二度と読まないだろう、いやそうとう飛ばし読みした。