アイゼンバーグ 現代チェロ奏法 カザルス監修 2020年08月26日 | チェロ チェロを全くの独習で始める、と言うことはあり得ないことだと思う。僕自身は19になってから大学の先輩の手ほどきで始めたが、その後ほんの少しちゃんと習って、そのとき「そういうふうにならったの?」と言われて、徹底的に直された。最初が悪かったかどうか、微妙なのだが、僕にはあってなかった。 もちろんどういうふうにならっても、自分であれこれ試行錯誤して、自分にあったものを探さなければならないし、きっと楽器が弾けなくなるまで、そうなのだろうと思う。 これも個人的なものだが、アイゼンバーグの現代チェロ奏法(カザルス監修というか、著者がカザルスに聞いてそのエッセンスを書いたもの)はいろいろ参考になった。ときどきパラパラめくったりして、気にしつづけている。僕よりずっとレベルが高い内容で、実際の所身につけてない。