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張 春祥さんの、創作京劇

2008年02月17日 | 映画・コンサート・演劇
張 春祥さんの、創作京劇




張 春祥さん、率いる<新潮劇院>の
第20回公演が、
15日、世田谷区の千歳烏山で行われた。


張 春祥さんは
私が昨年、特別協力で携わっていた

<孫文と梅屋庄吉>~東京ギンガ堂~

のお芝居の主役、孫文役を演じた俳優さん。





右端、茶色の中山服が孫文役の張さん~楽屋にて





私は、北京公演に行く時も成田から
ご一緒させて頂き、
誠実で、正直で、ハンサムな張さんの大ファン





張さんは、おじいさまの代からの京劇ファミリーに生まれ
お父様は国宝級の張 宝華という方。

1989年に来日してからは
テレビや舞台に数多く出演、
そのほかにも
市川猿之助のスーパー歌舞伎や
タッキーの滝沢演舞場で京劇や殺陣の指導をする傍ら、

自身で<新潮劇院>を率いて
京劇の指導と公演を行っていらっしゃる。






黄色の衣装が、張 春祥さん





今回の公演は<邯鄲(かんたん)の夢>という演目で

ストーリーは、張さんの創作京劇。

中に2つ劇中劇として
・戦馬超
・九竜杯
という京劇が織り込まれる。



退場の仕方とか、
目を大きく見開いて、ポーズをとる様などは
歌舞伎に似ているけれど

アクロバットがところどころに出てきて
スピーディーなところが
面白い。

表情や動きもコミカルだったり

はじめて京劇を見た私は、
拍手と笑いの連続。





メイクがまたすごくて
さぞかし、お肌に負担をかけているだろうなぁ・・と
妙な心配もしてしまう








青い顔はやくざの役。すごいメイクでしょう!



日本在住の中国の方で結成されているこの劇院。

皆さん、一生懸命演じていらっしゃいました



中国といえば、今は<ギョーザ問題>。
他にも色々と政治的にも難しい問題は諸々あるのですが

なんといっても、お隣の国。

お互いに伝統的な文化に触れたり
1対1で向き合っていくことが
<友好>のはじまり。


そんなことを、ひしひしと感じた
張 春祥さんの、京劇の舞台だった。










”お寿司食べにいきましょうか?


京劇が終わった後、

ご一緒したナガノ先生が
自由が丘にある

読売ジャイアンツの選手御用達のお寿司屋さんに
連れて行ってくださった。



”わぁい


母が亡くなってから
カウンターでお寿司を頂く機会が無かった私は

久々に白木の清潔なカウンターの前に
ずらりと並ぶ旬のネタに、ココロを躍らせる。


ハンサムで素敵なご主人に
おまかせで握っていただく。


うすいうすい小さなビールグラスに
エビスビールを注ぐ。


至福




この赤貝のつやのよさ。最高に幸せ。



お寿司をほおばりながら

ナガノ先生とお寿司屋さんのご主人と私は

<畑談義>。

というのも、詳しくはまたお話しますが

今年の私のテーマは<畑>。

ココロの中でそういうテーマを持っていたら

誰からとも無く、<畑>の話で盛り上がる。






大好物のうに。ふふふ。





張 春祥さんの、創作京劇。


自由が丘の、お寿司。


そして、

美味しいビールと楽しい会話。



ここのところ、

テンションも体調も気味だった私は

カラダもココロも満タンにエネルギー補給。



そんな夜の、お話。