母の着物
明日から連日パーティーだ。
さすがに着ていくものに困る。
そこで、私は思い切って
着物なんて着ちゃおうかしら?と思いつく。
夏に呂の帯しめて・・・カッコイイじゃない
そして、
そそくさと母の部屋に行き、夏の着物を探してみる。
母は大の着物好きだった。
必ずパーティーなどの席には着物を着ていくので
外国の方からも、日本の方からもとても人気があった。
家でもよく着物を着ていた。
そんな母のたくさんの着物、
実は母の香りがするし、思い出して
泣けてくるので、虫干しもしないでそのままにしてあった。
あまりに大量にあるので
どこから手をつけていいのかわからない、というのが本当のところだ。
とりあえず、勇気を出して
夏の着物を探す。
丸い茄子の模様の単衣 発見
母はお人形さんのように
色が白く、目が大きく、
いえば、本当に綺麗な人だったので
選ぶ着物は、とっても、とっても地味なものばかり。
自身が華やかな顔立ちなので
自身を包む着物はあくまでも控えめ。
それが、母の美的感覚。
母が着ていると、丁度バランスがとれて美しいのだけれど
着物そのものを見てみると
まあ、どれも<お地味>。
グレイに、茶に、ベージュに、濃紫。
そこに小さな、小さな、季節の柄が少しだけ散らしてある・・・
殆どの着物がそう。
そして、帯で少し遊びを入れるのが母の着方。
・・・派手なお顔の母はそれでいいけど
私の場合、
地味 ON 地味
になってしまうため、どれを羽織っても<ババくさい・・>
せめて、姉くらい色が白ければまだいいのだけれど
私のように色白ではないものが
グレイやこげ茶の着物を着ると・・・・
すこし華やかな呂の帯は見つけたのだけれど・・・
私にはやっぱり
ハワイのムームーや、タヒチのパレオが似合うのだ。
で、泣く泣く
この暑さの中、颯爽と着物を着こなす・・・ことをあきらめた。
・・・こういう時、聖書の言葉を思い出す。
”何を着ようか・・・ということを思い煩ってはならない。”
そう、そんなことで悩んではいけない、と
キリスト様はおっしゃったようだ。
そう、自分に言い聞かせて
今日はもう寝ることに、する。
明日から連日パーティーだ。
さすがに着ていくものに困る。
そこで、私は思い切って
着物なんて着ちゃおうかしら?と思いつく。
夏に呂の帯しめて・・・カッコイイじゃない
そして、
そそくさと母の部屋に行き、夏の着物を探してみる。
母は大の着物好きだった。
必ずパーティーなどの席には着物を着ていくので
外国の方からも、日本の方からもとても人気があった。
家でもよく着物を着ていた。
そんな母のたくさんの着物、
実は母の香りがするし、思い出して
泣けてくるので、虫干しもしないでそのままにしてあった。
あまりに大量にあるので
どこから手をつけていいのかわからない、というのが本当のところだ。
とりあえず、勇気を出して
夏の着物を探す。
丸い茄子の模様の単衣 発見
母はお人形さんのように
色が白く、目が大きく、
いえば、本当に綺麗な人だったので
選ぶ着物は、とっても、とっても地味なものばかり。
自身が華やかな顔立ちなので
自身を包む着物はあくまでも控えめ。
それが、母の美的感覚。
母が着ていると、丁度バランスがとれて美しいのだけれど
着物そのものを見てみると
まあ、どれも<お地味>。
グレイに、茶に、ベージュに、濃紫。
そこに小さな、小さな、季節の柄が少しだけ散らしてある・・・
殆どの着物がそう。
そして、帯で少し遊びを入れるのが母の着方。
・・・派手なお顔の母はそれでいいけど
私の場合、
地味 ON 地味
になってしまうため、どれを羽織っても<ババくさい・・>
せめて、姉くらい色が白ければまだいいのだけれど
私のように色白ではないものが
グレイやこげ茶の着物を着ると・・・・
すこし華やかな呂の帯は見つけたのだけれど・・・
私にはやっぱり
ハワイのムームーや、タヒチのパレオが似合うのだ。
で、泣く泣く
この暑さの中、颯爽と着物を着こなす・・・ことをあきらめた。
・・・こういう時、聖書の言葉を思い出す。
”何を着ようか・・・ということを思い煩ってはならない。”
そう、そんなことで悩んではいけない、と
キリスト様はおっしゃったようだ。
そう、自分に言い聞かせて
今日はもう寝ることに、する。