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明日から連日パーティーだ。
さすがに着ていくものに困る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_lose.gif)
そこで、私は思い切って
着物なんて着ちゃおうかしら?と思いつく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_smile.gif)
夏に呂の帯しめて・・・カッコイイじゃない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
そして、
そそくさと母の部屋に行き、夏の着物を探してみる。
母は大の着物好きだった。
必ずパーティーなどの席には着物を着ていくので
外国の方からも、日本の方からもとても人気があった。
家でもよく着物を着ていた。
そんな母のたくさんの着物、
実は母の香りがするし、思い出して
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泣けてくるので、虫干しもしないでそのままにしてあった。
あまりに大量にあるので
どこから手をつけていいのかわからない、というのが本当のところだ。
とりあえず、勇気を出して
夏の着物を探す。
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丸い茄子の模様の単衣 発見
母はお人形さんのように
色が白く、目が大きく、
いえば、本当に綺麗な人だったので
選ぶ着物は、とっても、とっても地味なものばかり。
自身が華やかな顔立ちなので
自身を包む着物はあくまでも控えめ。
それが、母の美的感覚。
母が着ていると、丁度バランスがとれて美しいのだけれど
着物そのものを見てみると
まあ、どれも<お地味>。
グレイに、茶に、ベージュに、濃紫。
そこに小さな、小さな、季節の柄が少しだけ散らしてある・・・
殆どの着物がそう。
そして、帯で少し遊びを入れるのが母の着方。
・・・派手なお顔の母はそれでいいけど
私の場合、
地味 ON 地味
になってしまうため、どれを羽織っても<ババくさい・・
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せめて、姉くらい色が白ければまだいいのだけれど
私のように色白ではないものが
グレイやこげ茶の着物を着ると・・・・
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すこし華やかな呂の帯は見つけたのだけれど・・・
私にはやっぱり
ハワイのムームーや、タヒチのパレオが似合うのだ。
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で、泣く泣く
この暑さの中、颯爽と着物を着こなす・・・ことをあきらめた。
・・・こういう時、聖書の言葉を思い出す。
”何を着ようか・・・ということを思い煩ってはならない。”
そう、そんなことで悩んではいけない、と
キリスト様はおっしゃったようだ。
そう、自分に言い聞かせて
今日はもう寝ることに、する。
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