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日枝神社の、おみくじ

2009年01月16日 | 神社めぐり
日枝神社の、おみくじ




ここ数年、私はまず

・お正月元日に自宅側の氷川神社を参拝
・9日の自分の誕生日に赤坂の日枝神社を参拝

というパターンで新年を迎えている。


これは結構、正当な参拝の仕方のようで
まず元日は地元、そして日を改めて
自分の氏神様あるいは信頼している神社を参拝するのが良いと
色々な本にも書いてある。







今年の私の誕生日の9日はあいにくの寒い雨
翌日に息子の試験ということで
その日の参拝は見送り、
翌日、息子が試験を受けている最中にお参りすることに、決めた。



”ママ、僕が試験受けている間、何してるの?”

と息子が聞くので

”日枝神社で、お参りしてくる。”

と私が言うと

”お百度参りみたい”と、息子。



試験当日、通常の学校よりも試験科目が多いので
午前9時半過ぎからお弁当持参
午後3時までの長丁場の試験。


私は息子が試験会場に引率されるのを見送った後、
日枝神社へ向かった。


10日は前日とはうって変わった晴天。
神社参拝にふさわしい、澄み切った青空だった。

そして、その青空には勢いの良い、雄雄しい雲が・・・。










年に一度、神様からのメッセージを聞くツールとして
<おみくじ>がある。

アマノコトネさんも
自分の信頼している神社のおみくじは
大切なメッセージと思っていい、とおっしゃっていた。


私は神社が大好きなので
神社へ行くと<おみくじ>はひくのだけれど

日枝神社の<おみくじ>が
私にとっては一番の神様からのメッセージ。


いやいや、良く当たるのだ。本当に。
そして、おみくじの和歌の部分も
その時の自分自身の様子を良く言い当てた和歌でもある。









日枝神社のおみくじの凄さを知ったのは

私が息子を産む年のお正月にひいたもの。



6月出産の私のお腹はそこそこに大きく、
元気にお腹の中で育っている様子で、
そのお正月の時点では
私は最高に幸せな妊婦だった。

しかし、おみくじには

<出産、5月には要注意>みたいなことが書かれてあり、

<なんのこっちゃ

まあ、転んだりしないように気をつけよう、とくらいに思っていた。


ところが、その後大ドンデンがあり、
何と出産直前の5月に離婚

確かに、そのショックとストレスから
それまで順調だった妊婦ライフから一変し、
悲劇の妊婦となった。


日枝神社のおみくじのことを思い出したのは
ずいぶん後になってからだったけれど
そういえば、<5月 要注意>は本当だったのだ。







そして、今年は・・・。


~吹く風に 沖辺の波は高けれど 心静けき わが港かな~

これまで幸福に恵まれたるは、皆ひとえに
祖先積善の餘慶遺徳の報いなれば、
みだりに自負せず人を慈しみ社会に貢献すべし。

他所は嵐吹きて浪風激しけれど
港の恩恵をうけて
何事も無くて幸多しと。






・・・まあ、本当に。・・・



確かに今の私、
とりわけ2007年半ばからスタートした
Happy道は、ひとえに<祖先積善の餘慶遺徳>。


また、<積善家>という、曽祖父 梅屋庄吉の書が残されており、
この言葉は、庄吉が好んだ言葉の一つであるが

これは易経の<積善の家には必ず餘慶あり>から取ったもので
善行を積み重ねた家には子孫まで幸福が訪れる、という意味。


まさに、梅屋庄吉、トク夫妻パワーが
今の私のHappyの原動力であることは、間違いない。


そして、嬉しいのは

<他所が嵐吹きて、浪風激しいけれど
 港の恩恵をうけて何事も無く、幸多しと>


この大激変の荒波の中、
私は穏やかでいられる、ということだ。


そう、
自分は穏やかで幸多し。
みだりに自負せず人を慈しみ社会に貢献すべし。


そのことに意識をフォーカスして、今年を過ごそう。


今年も日枝神社のおみくじパワーに驚きを感じざるを得なかった。


ココロがワクワクしたので、
調子にのって
境内にある甘味屋さんで、おしるこを頂きながら
更なる至福のひと時・・・。







・・・その頃、息子は超難問に頭を抱えていたのだった・・・・。