蔵王へ~その3 温泉三昧
ココロが洗われるような、情景
さて、息子がスキー三昧をしている間
私は何をしていたか、というと・・・
もちろん、”温泉三昧”で、ある。
今回の宿泊先は
<タカミヤヴィレッジホテル樹林>という
蔵王の上の台ゲレンデの中腹にある宿。
目の前がゲレンデ。
つまり、ホテルの玄関を出るとそこから滑れる、という宿。
タヒチでいうと水上コテージ。
つまり、部屋からそのまま海へドボン、と飛び込めるのと同じ。
なので、この宿の利点はそこにつきるのだが、
あと2つ、特筆すべきことがある。
その1 源泉かけ流しの湯
その2 魔術師のような、指圧のお兄さん
内風呂
山形から山道を上がり、蔵王に着いたとたんに
どこからともなく、硫黄泉の匂いが・・・。
この宿にも、”やすらぎの湯”という
天然温泉のお風呂がある。
まず初日、夜にお風呂に入ったとき
お湯が熱いことと、
成分が濃いのか、皮膚がびっくりした感じがあり、
顔などお湯をつけようものなら
目が開けられないほどヒリヒリしてしまう。
なかなか手ごわい、ホンモノの湯だなぁ・・・。
しかし、これが温泉に入る回数を重ねるごとに
肌になじんで、しみていくようになる。
最終的には、この湯に足を入れただけで
ココロがほっとして、
お肌もつるつる、
東北の色白美人になっていくような、
おめでたい感覚さえ覚えた。
何回も、何回もお湯に浸かりに来る私と
お湯とは、仲良しになれた気がした。
たったひとつだけある、露天風呂
私には、温泉の神様が味方してくれている、と
確信出来ることが、ある。
それは、殆どの場合
私が入る時間には、他のお客さんは入ってこないで
湯船を独り占めできる、のだ。
今回などは、大型の温泉旅館とは違って
天然温泉の湯船は男女1つづつ。
そのうち、露天風呂は入れ替え制で1つしか、ない。
しかも、それぞれせいぜい3~4人入れば
あふれてしまうくらい、小さな湯船だ。
おりしもスキーシーズンの週末とあって
ホテルのロビーにも食事どころにもお客様はいっぱい。
つまり、これらの人々はみんな
温泉に入っているに、違いない。
・・・のだが、なぜか
朝も、
昼も、(昼は確かに皆さん、スキーしているのだろうけれど)
夕方も、
そして、夜も
いつ行っても、私が入ろうとすると
誰かが丁度浴衣を着て出て行き、
私が湯船から出て、カラダを拭いていると
5~6人づつの団体が
”え~っ、狭いねぇ、入れないかもぉ~”
と言いながら脱衣所で右往左往する。
といった状況。
今回の場合、
初日の夜の1回、
2日目にいたっては、朝から夜まで合計7回、
3日目も午前中2回とも、
実はたった一人で雪見風呂を楽しむ
湯船独占状態だったのだ
これはすごいことぢゃないでしょうか
・・・というわけで
念願の雪見風呂もしっぽり一人で楽しむことが出来た。
息子は、タイミングがあわず
おじさんたちに囲まれて、足湯しか出来なかった、と
出直したりしていた。
お湯から出ると、肌をさすような冷たい空気。
こういう冷たい空気の土地に
こんなに温かい湯が沸くなんて、
本当に地球ってすごい
私の場合、
自分を愛してあげる、大切にしてあげる・・・というと
まず頭に浮かぶのが
<お風呂><温泉>。
温泉の神様はきっと、私を静かに癒してあげよう、と
張り切って、”時”を操ってくれたのかも、しれない。
山形県の温泉がずらり・・・
本当か嘘かわからないけれど
上記の山形県温泉年表には
蔵王温泉が最古の湯とされている。
こんこんと沸き続ける熱い湯。
エネルギーをたくさんもらえそうだ。
さて、温泉の話ばかりだが
食事はというと・・・
野菜がたっぷりの、しゃぶしゃぶ
いつもご紹介しているような
お部屋食の特別なお料理、というふうにはいかず、
大勢のスキー客の皆様とご一緒に
ワイワイと宴会場みたいなところで頂く。
ジンギスカンのお客様もいらっしゃれば、
すきやきのお客様もいらっしゃる。
で、私と息子はしゃぶしゃぶを頂いた。
窓の外のナイターのゲレンデを眺めながら
ふうふう、と熱い鍋を囲むのも
とっても幸せな、食卓。
そして、この
<タカミヤヴィレッジホテル樹林>には
目立たないけれどマッサージのコーナーがあり、
お部屋でも、施術が受けられるのだけれど
・・・これが最高。
温泉宿でのマッサージは、本当に当たり外れがあるのだけれど
ここのは、ホンモノ。
最初の一押しで、すぐわかる。
施術が終わった後は
キリンみたいに、首がすっきりなが~くなった感覚。
スキーしなくても、
温泉と、このマッサージだけでも
結構、至福の宿にランクインできるほど。
帰りは、このような
ほのぼのした雪景色を新幹線の車窓から眺めながら
米沢名物、米沢牛のお弁当を頂く。
これ、全国の駅弁ランキングでも
常に上位にランクインされているお弁当。
美味でした
こうして、
息子はスキー三昧、
私は温泉三昧の、冬の旅は終わった。
ココロが洗われるような、情景
さて、息子がスキー三昧をしている間
私は何をしていたか、というと・・・
もちろん、”温泉三昧”で、ある。
今回の宿泊先は
<タカミヤヴィレッジホテル樹林>という
蔵王の上の台ゲレンデの中腹にある宿。
目の前がゲレンデ。
つまり、ホテルの玄関を出るとそこから滑れる、という宿。
タヒチでいうと水上コテージ。
つまり、部屋からそのまま海へドボン、と飛び込めるのと同じ。
なので、この宿の利点はそこにつきるのだが、
あと2つ、特筆すべきことがある。
その1 源泉かけ流しの湯
その2 魔術師のような、指圧のお兄さん
内風呂
山形から山道を上がり、蔵王に着いたとたんに
どこからともなく、硫黄泉の匂いが・・・。
この宿にも、”やすらぎの湯”という
天然温泉のお風呂がある。
まず初日、夜にお風呂に入ったとき
お湯が熱いことと、
成分が濃いのか、皮膚がびっくりした感じがあり、
顔などお湯をつけようものなら
目が開けられないほどヒリヒリしてしまう。
なかなか手ごわい、ホンモノの湯だなぁ・・・。
しかし、これが温泉に入る回数を重ねるごとに
肌になじんで、しみていくようになる。
最終的には、この湯に足を入れただけで
ココロがほっとして、
お肌もつるつる、
東北の色白美人になっていくような、
おめでたい感覚さえ覚えた。
何回も、何回もお湯に浸かりに来る私と
お湯とは、仲良しになれた気がした。
たったひとつだけある、露天風呂
私には、温泉の神様が味方してくれている、と
確信出来ることが、ある。
それは、殆どの場合
私が入る時間には、他のお客さんは入ってこないで
湯船を独り占めできる、のだ。
今回などは、大型の温泉旅館とは違って
天然温泉の湯船は男女1つづつ。
そのうち、露天風呂は入れ替え制で1つしか、ない。
しかも、それぞれせいぜい3~4人入れば
あふれてしまうくらい、小さな湯船だ。
おりしもスキーシーズンの週末とあって
ホテルのロビーにも食事どころにもお客様はいっぱい。
つまり、これらの人々はみんな
温泉に入っているに、違いない。
・・・のだが、なぜか
朝も、
昼も、(昼は確かに皆さん、スキーしているのだろうけれど)
夕方も、
そして、夜も
いつ行っても、私が入ろうとすると
誰かが丁度浴衣を着て出て行き、
私が湯船から出て、カラダを拭いていると
5~6人づつの団体が
”え~っ、狭いねぇ、入れないかもぉ~”
と言いながら脱衣所で右往左往する。
といった状況。
今回の場合、
初日の夜の1回、
2日目にいたっては、朝から夜まで合計7回、
3日目も午前中2回とも、
実はたった一人で雪見風呂を楽しむ
湯船独占状態だったのだ
これはすごいことぢゃないでしょうか
・・・というわけで
念願の雪見風呂もしっぽり一人で楽しむことが出来た。
息子は、タイミングがあわず
おじさんたちに囲まれて、足湯しか出来なかった、と
出直したりしていた。
お湯から出ると、肌をさすような冷たい空気。
こういう冷たい空気の土地に
こんなに温かい湯が沸くなんて、
本当に地球ってすごい
私の場合、
自分を愛してあげる、大切にしてあげる・・・というと
まず頭に浮かぶのが
<お風呂><温泉>。
温泉の神様はきっと、私を静かに癒してあげよう、と
張り切って、”時”を操ってくれたのかも、しれない。
山形県の温泉がずらり・・・
本当か嘘かわからないけれど
上記の山形県温泉年表には
蔵王温泉が最古の湯とされている。
こんこんと沸き続ける熱い湯。
エネルギーをたくさんもらえそうだ。
さて、温泉の話ばかりだが
食事はというと・・・
野菜がたっぷりの、しゃぶしゃぶ
いつもご紹介しているような
お部屋食の特別なお料理、というふうにはいかず、
大勢のスキー客の皆様とご一緒に
ワイワイと宴会場みたいなところで頂く。
ジンギスカンのお客様もいらっしゃれば、
すきやきのお客様もいらっしゃる。
で、私と息子はしゃぶしゃぶを頂いた。
窓の外のナイターのゲレンデを眺めながら
ふうふう、と熱い鍋を囲むのも
とっても幸せな、食卓。
そして、この
<タカミヤヴィレッジホテル樹林>には
目立たないけれどマッサージのコーナーがあり、
お部屋でも、施術が受けられるのだけれど
・・・これが最高。
温泉宿でのマッサージは、本当に当たり外れがあるのだけれど
ここのは、ホンモノ。
最初の一押しで、すぐわかる。
施術が終わった後は
キリンみたいに、首がすっきりなが~くなった感覚。
スキーしなくても、
温泉と、このマッサージだけでも
結構、至福の宿にランクインできるほど。
帰りは、このような
ほのぼのした雪景色を新幹線の車窓から眺めながら
米沢名物、米沢牛のお弁当を頂く。
これ、全国の駅弁ランキングでも
常に上位にランクインされているお弁当。
美味でした
こうして、
息子はスキー三昧、
私は温泉三昧の、冬の旅は終わった。