
私は本当に<壱岐Lover

今回もしみじみ島内をめぐりながら
老後は壱岐で暮らしてもいいかな、と感じていたほどだ。
”ちなみに老後

と藤参与に聞かれた。
”息子にしっかりしたお嫁さんが来て、
<おかあさま、もう私たちがしっかり跡を継ぎますから
おかあさまはもう会社に出なくても結構です。>
と、言われたときかな。”
と私。
さて、いよいよ講演会の会場ともなる
一岐国博物館に到着。
ちょうど夕暮れ近い時間だったので
展望台に行った。
ぐるりと360度壱岐が見渡せる。

昨年出来たばかりの美しく、機能的な素晴らしい博物館。
これは藤参与が手がけられた博物館でも、ある。
壱岐は魏志倭人伝にも登場する歴史の古い島。
さまざまな出土品もあり、
それらを斬新なアイディアで展示、説明されている。
みやすく、おもしろく、最新の技術も駆使された
素晴らしい博物館だ。


展示には当時の様子がわかりやすくビジュアルでわかる
お人形がいっぱい。。。

長崎の大切な美術品、歴史的なものは
すべてこの博物館で管理されており、
画期的なのはその保存庫が透明でガラス張り。
保存されている状態が見られるというわけだ。

そして、ミュージアムショップで、私が絶叫


出土品の人面石と全く同じサイズでそっくりの
人面石クッキー。
あまりにリアルで
これをつくったという壱岐の高校生のアイディアに脱帽。

あまりに私が気に入った様子だったので
博物館の方が3箱も下さった。
またお土産については別のブログで詳しくご紹介。
博物館内をひととおり見学した後、
午後7時からは講演会。
長崎市内ほど、梅屋庄吉のことは知られてないよ、と聞いていたので
何人聞きに来てくださるか心配だった

ところが・・・

担当者が驚くほど、次から次へと人が来ていて
なんと
一岐国博物館始まって以来の、駐車場の混雑。




150席のホールの椅子はすぐに満席になり、
急遽、通路に椅子を並べて対応。
それでも足りずに、ずらりとホールの後ろには立ち見の方々が。。。。
何と、230名にまで膨らんだ。

壱岐では梅屋夫人のトクの話をいっぱいしてくださいね、と
藤参与に言われていたので
壱岐での講演は今までとは全く違うバージョンにした。

私は実際は梅屋トクを知らないが
私の母も、伯父も
トクに育てられていたので、トクは私にとっても身近に感じる”おおおばあちゃま”で、ある。

壱岐の皆様の熱心な雰囲気が
壇上まで伝わり、
私もトクのふるさと、ということで
特別な感情がこみ上げてきた。
そして、
なんと、
今までおそらく30~40回くらい講演会をやったと思うが
はじめて
話をしながら、最後、涙

なんだか、私の後ろにトク夫人と梅屋庄吉が立っているような気が、した。
こんなに自分でも充実感のある講演会ははじめて、である。

そして、
地元の小学生から、花束をいただいた。


拍手で送られながら、会場を去り
控え室に向かう途中も
カラダもココロも震えていて
なんだかいつもと全然違う充足感と感動に包まれていた。


無事、長崎・壱岐の全工程を終えた記念に
藤参与と記念撮影。
そして、画家の濱英二ご夫妻も
朝摘んだばかりの花束を抱えてきてくださった。

ホテルに着いたのは夜9時半近く。
そこから、壱岐市長と壱岐の教育長、
博物館の館長、藤参与とで、宴会が始まる。
ホテルからはこんな素晴らしいプレゼントが。。。

だから、壱岐大好き

もちろん、壱岐牛も堪能


そして、長崎・壱岐の講演会全て、大成功に終わったので
藤参与が歌と芸を披露してくださった。



一年の行事を歌にあわせて、割り箸で紹介する芸で、この写真は7月<七夕>と書いてあるでしょ。
そして、
藤参与の歌の後には、壱岐市長


なんて楽しいんでしょう

もう一度、だから、壱岐は大好き

本当はもう1泊、
大好きな海里村上に行きたかったのですが
翌朝、東京へ帰らなくてはならなかった

5月以降、
雲丹が取れる季節にまた、絶対、戻ってきますね

壱岐の皆様、本当に有難うございました。
