YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

おもしろい種

2012-05-06 06:10:39 | 鶴見川の自然情報


タネツケバナの種(実)です。
この実、パチ~ンってはじけるんですっ!!しかも、すごい威力!!

ホウセンカやツリフネソウ、カタバミの実がはじけるのは知っていたのですが、恥ずかしながら、タネツケバナがはじけるとは初めて知りました。できるだけ、種を広範囲に散布するための工夫なんですね。



下の方はすでにはじけて鞘の半分がどこかへ行ってしまったようです。このあたりにあった種を片っ端から飛ばして遊んでしまいましたっ。実に愉快な体験でした(*^_^*)



おもしろい種といえば、こちらの「カラスムギ」。自分で種まきをするすぐれものです。地面に落ちると、自分でくるくると回って土に埋まっていく仕組みになっています。実際のところどれくらい埋まるかは定かではないですけど…。



今はちょうど花の時期で、花粉が出ているのが分かるでしょうか。イネの仲間の花は鞘の中で咲くので、分かりづらいです。

針金のように飛び出している部分を「禾(のぎ)」といいます。種が熟したころ、この禾をもって種を水で濡らしてやると、回転する様子を見ることができます。乾いた日に地面に落ち、雨が降って地面がやわらかくなると回転して、自ら埋まっていくのです。植物の知恵、やっぱりすごいです!


くるみの花

2012-05-02 06:47:30 | 鶴見川の自然情報


くるみは、川沿いに多い樹木です。クルミの実は、空洞になっているので、水の上をぷかりぷかりだだよって、川沿いに仲間を増やしていくのです。そんなクルミの木に花が咲く様子を去年はじめてみることができました。



クルミの花は、雄花と雌花に分かれています。下に垂れ下がっているのが雄花。上のほうにある赤いのが雌花です。



写真だと見にくいでしょうか…?



雌花だけアップにしてみました。はなびらはなく、めしべだけがどーんとあります。しかもかなりインパクトのある赤色です。しかし小さいことに加え、木の上の方に咲いているので、ついつい見落になります。雄花の方はけっこう目立っているんですけどね。木に咲く花って、けっこう見落とされがちですよね。



冬芽もすっかり、葉を広げ、太陽へ向かって成長中です。

羽化したばかり?

2012-04-16 06:15:12 | 鶴見川の自然情報


昨日のできごと。

鶴見川の土手を歩いていたら、アゲハチョウの姿が目に飛び込んできました。
なんて鮮やかっ!!!体中が輝いて見えます。傷一つない美しい羽…。
羽を広げているところを見ると、羽化したばかりで乾かしているところなのかもしれません。



脅かさないようにそっと近づいたつもりでしたが、興奮隠せず、逃げられてしまいました。
休んでいたであろうに、申し訳ないことをしました…(^_^;)



またしばらく行くと、今度は美しいベニシジミ(?)が♪
急に気温も上がったので、チョウたちも次々羽化しているのでしょうか?

モンシロチョウもたくさん舞っていました。


お手入れが肝心

2012-03-07 18:11:20 | 鶴見川の自然情報


ハクセキレイが物おじせずに私の目の前にとまってくれました。尾っぽを上下に振りながら、チチン、チチン…と鳴いています。





少し離れたところに移動して、今度は羽繕いを始めました。羽のお手入れは大変そうです。
羽繕いを始めて5分、ようやく飛び立っていきました。

何枚も写真を撮ったけど、結局ピントが合っているものは撮影できずに残念でした(^_^;)

雑草たちも伸びてます

2012-03-06 18:19:10 | 鶴見川の自然情報


日の当たる暖かい場所では、今雑草がぐんぐんと領土を広げています。朝は木の芽を紹介しましたが、カラスノエンドウの新芽も扇のような形をしてとってもキュートです。



ヤエムグラも小さいながら車状の葉っぱを何段も重ねて伸びてきました。





今年はオオイヌノフグリも咲くのが遅く、ようやくいい株をみつけることができました。



こちらも咲きたてのホトケノザ。早春のものは色が濃くてきれいです。



タンポポも咲き始めています。というより、セイヨウタンポポは四季咲きですけど…。
それでも、数が増えて春らしさを演出しています。地面に這いつくばるように咲いている姿は、まだまだ寒さが残っていることを感じさせます。