YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

ゲンノショウコ

2011-08-23 20:07:13 | 三ッ池公園の自然情報
ゲンノショウコは胃腸のお薬として、すぐれた力を発揮してくれます。なんてったって「現に証拠がある」という意味からの命名ですから。有無をいわせぬ説得力です。

白色タイプと赤色タイプとがありますが、関東には白色タイプが多いと言われています。



赤色タイプは鮮やかですよね。山へ行くとこれによく似た風露草(フウロソウ)という花が咲いています。花柄が長く、風に揺れる姿がなんとも可憐な花なんです。赤色タイプはまさにそのミニチュア版。どちらもフウロソウ科に属していますから納得です。 わたしは赤色が好き(o^o^o)

ゲンノショウコは別名を「ミコシグサ」と言います。これは、特徴的な果実の形からついたものです。果実を見つけられたら記事にするつもりなので、どんな実がつくのか楽しみにしていてください(^.^)b

水引き*金水引き

2011-08-23 07:32:01 | 三ッ池公園の自然情報
本日、処暑。
暑さが和らぐ時期とのことですが、逆に暑さ復活。気温差8℃とのことです(^^;

さて、ミズヒキの花が見られるようになりました。一見赤い花に見えますが、下から見上げるようにすると、花の色が上下で紅白に分かれていることが分かります。これが名前の由来です。

紅白に色分けされているのは花びらでなく萼。上下左右4枚ついています。おもしろいことに上下のものはそれぞれ赤と白ですが、左右のものは真ん中で塗り分けられています。なんとも律儀!

萼は花が終わった後も果実を守っているため、いつまでも赤く見えてきれいです。昔から茶花や活け花としても親しまれてきました。



こちらはキンミズヒキ。ミズヒキに姿が似ることから、金色の水引という意味で名前がつきました。確かにお祝い事に使う水引きには紅白のものと金色のものがあります。

でも、この2つの花、そんなに似てますかね。キンミズヒキは水引きというには、少しずんぐりむっくり…。ミズヒキはタデ科でキンミズヒキはバラ科と、科が違うし…。

キンミズヒキがやや早く咲き始めるけれど、どちらも夏の終わりから秋にかけて花を咲かせることが、由縁なのかな。