ワインを思わせる色合いに思わず「洋酒山葡萄」と頭に漢字が浮かびますが、「洋種山牛蒡」です。
根っこが山菜の山牛蒡に似ているんですね。でも、実際には全くの別物。毒性が強く、誤って食べると嘔吐や下痢、酷いときには神経麻痺や痙攣、死に至ることもあるというので、要注意。毒性は根>葉>果実だそうです。
果実の染色力は強く、服に汁がつくと落ちません。なのでアメリカでは、インクベリーなどと呼ばれることもあります。しかしこの汁も毒を含むのでご用心。特に乳幼児には危険です。
先日知り合いのブログで、小さな子どもがチョウセンアサガオ(たぶんダチュラ)を食べて、数日死線をさまよったという記事を読みました。激しい痙攣や一時的な失明、意識不明、半身麻痺など、獣医をされているというお母様の克明な記録に鳥肌がたちました。今はすっかり回復したとのことなので安心しましたが、やはり植物の毒は馬鹿にしてはいけないと思いました。身の回りにはけっこう危険な植物があるものです。
さて、来週8/13でこのブログも開設1年を迎えます。3日坊主な性格のわりに、よく続いたものです。ここから先は同じネタの繰り返しになるかもしれませんが、ご容赦くださいね。今後ともよろしくお願いします(*^^*)