タラやアザミ、クコなど体に刺(とげ)を持った植物はたくさんあります。
山椒も鋭い刺を持っているはずなのですが、写真の山椒に刺はありません。園芸用に改良されたものだからです。
春先に出る新芽は香りがすばらしいのですが、トゲトゲを避けながら摘み取るのは、なかなか面倒なものです。その点この品種なら手間要らず。
…と思ったら、動物に食べられてなかなか成長しないんだそうです。
もちろん街なかでは食べる動物がいないので問題ないのでしょうが、写真は丹沢への入り口「新松田」にある叔母の家。裏山では近年シカやイノシシが急激に増えているとのこと。
裏山にある畑では農作物の4割近くが被害を受けているんだとか。そんな場所では刺のない山椒は大きく育たないそうです。
叔母の畑は、今では家のためだけにやっているだけなのでとくに自衛していないそうなんですが、観光農園では、周囲に電流を流し、被害を食い止めているんだとか。
自然のバランスが崩れ、いろいろなところで問題が起きているんだと実感させられます。
それにしても、山椒は自らの体を適応させ、動物にからの食害を食い止めているのですから、たいしたものだと思います。
山椒も鋭い刺を持っているはずなのですが、写真の山椒に刺はありません。園芸用に改良されたものだからです。
春先に出る新芽は香りがすばらしいのですが、トゲトゲを避けながら摘み取るのは、なかなか面倒なものです。その点この品種なら手間要らず。
…と思ったら、動物に食べられてなかなか成長しないんだそうです。
もちろん街なかでは食べる動物がいないので問題ないのでしょうが、写真は丹沢への入り口「新松田」にある叔母の家。裏山では近年シカやイノシシが急激に増えているとのこと。
裏山にある畑では農作物の4割近くが被害を受けているんだとか。そんな場所では刺のない山椒は大きく育たないそうです。
叔母の畑は、今では家のためだけにやっているだけなのでとくに自衛していないそうなんですが、観光農園では、周囲に電流を流し、被害を食い止めているんだとか。
自然のバランスが崩れ、いろいろなところで問題が起きているんだと実感させられます。
それにしても、山椒は自らの体を適応させ、動物にからの食害を食い止めているのですから、たいしたものだと思います。