YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

朝の観察会

2011-08-20 18:08:18 | 白川郷2011夏
間もなく松本に到着しますが、ブログの記事はまだ朝です。白川郷のご報告は明日になります。写真撮りすぎました(^^;
さすが世界遺産です。おそるべし
Σ( ̄□ ̄;)

さて、朝の観察会は大入り満員。2グループに分かれ出発しました。



ブナの木です。雨の後だったので雨水が幹を伝わって流れていった跡が涙のように残っています。ブナは自分の根元に水分が行き渡るよう、葉っぱで受け止めた雨水が幹へと伝わるような構造(?)をしています。
小さな写真ではわかりずらいかな?

観察会ではそんな動植物たちの生きる知恵や観察の方法をおもしろおかしく、分かりやすく説明してくれました。



これは葉っぱを集めて緑のグラデーションを作るアクティビティ。木わくが額代わりです。1人5枚の葉っぱを探します。もちろん濃い緑から薄い緑まで探すのが条件。最後は1つの作品になるので連帯感も生まれます。

感心しつつも、ちょっと団体行動から外れてパチリ。



バライチゴの実にカメムシの赤ちゃんがいました。このイチゴは今年はたくさん実ったんだそうです。



他にもマルバフユイチゴの実もありました。



あれ?森の奥に獣の影?…と思ったらこれもアクティビティの1つ。実物大のカモシカです。板なのでよく見ると平面ですけど(^^;
観察路から5m奥に設置してあり、森の中はいかに隠れやすく見つけにくいかというお話。ほんと、1つ1つがよくできたプログラムです。

勉強になりました。
では、また明日(*^^*)

雨上がりの朝散歩

2011-08-20 13:03:18 | 白川郷2011夏
現在お昼ご飯待ち。さすが観光地です。かなり人が多いです。皆さん同じようにぶらぶらし、写真を撮り、昼食を求めてさ迷っています(^^;

さて、昨夜は雨が少し降ったようですが、目覚めたときは曇り。そういえば森の夜会のときもパラパラと雨の音がしました。小雨程度だったので、森の木々が傘になってくれ濡れることはありませんでした。





ここが焚き火の会場です。昨晩は暗闇だったので何も見えませんでした。








草花に露がついて宝石のようです。カワラナデシコ、ママコノシリヌグイ、???。





観察路に点々と落ちているものは…。
ハイイロチョッキリというゾウムシの仲間の仕業です。まだ若く柔らかいドングリに卵を産み落としてしまうのです。

いわゆる嫌われ者のドングリ虫の仲間です。しかし、なかなかの知恵と力の持ち主です。

現在の白川郷はたまにパラパラしたり、一瞬薄日がさしたり、はっきりしないお天気です。このまま傘を使わずに過ごせるといいです。


白川自然学校周辺2

2011-08-20 10:13:36 | 白川郷2011夏
白川自然学校周辺には小川もあります。





合掌作りのおうちもいくつかあります。コオニユリの濃いオレンジ色も素敵。







虫にもたくさん会いましたが、撮れたものだけ(^^;
キンモンガ、キリギリス、甲虫は名前が分かりません。千と千尋にでてきた「かまじい」みたい。







ススキが多いと思ったら、合掌作りの屋根を葺くために意図的に育てているんです。茅場と言います。茅はススキのこと。東京の茅場町の由来もこれです。昔はあちこちにあったんですね。



「森の夜会」の1コマ。小さな焚き火を囲みながら、白川の昔話や昔の暮らしの様子を聴きました。真っ暗な森の中でチロチロと燃える焚き火を見ているだけで心癒されるひとときでした。

これから世界遺産「白川郷」の合掌作り集落を見学してきます(*^^*)

白川自然学校周辺

2011-08-20 10:12:21 | 白川郷2011夏
ようやく電波復活。
昨日の撮った写真をアップします。

白川自然学校周辺はとてものどかなところです。散歩に出て、すぐヘビに遭遇。あの模様、おそらくマムシではないかと…(^^;
そのあとすぐアオダイショウにも会いました。
その後足元がやたら気になったのはいうまでもありません。



クマも出るんです。ツキノワグマ。





これはもちろん剥製。自然学校のビジターセンターに飾ってありました。







草地では秋の花がぞくぞくと咲いていました。
クズとツリフネソウ。どちらも秋を感じさせる彩り。ナナカマドはまだ緑ですが、ぎっしりと実をつけていました。




夏の花もまだわずかに見られます。





タケニグサやイタドリはシャラシャラとした実が花のようで美しかったです。