YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

日陰者…?

2014-06-20 07:09:52 | お出かけ情報


今朝は緑陰の小径で出会った生き物たちを紹介。

途中「虫」の写真も出てくるので、苦手な方はご注意ください。

鎌倉の森は、日があまり差し込まない陰樹の森。植生遷移の最終過程でもある常緑樹が生い茂る鬱蒼とした森は、一見ひっそりとしています。



そんな、日陰でひっそりと暮らす生き物たち。脚光を浴びることも少ないような…。



例えばきのこの仲間たち。木々を土へとかえすために大切な役割を担っているきのこ。明るい場所に生えるものもあるけれど、薄暗い森の中でも大活躍。







名前は勉強不足でわからないけれど、いろんな色や形のものがあって、面白いです。

ちなみにブログ村ランキングに「きのこのブログ」があるんですが、書いているのが小学生とは思えない専門的な内容。素晴らしい才能に舌をまきますよ。すっかりファンになってます。



話を戻して林床の植物たち。冒頭にドクダミとツユクサ(白系)を紹介しましたが、ユキノシタなんかも、この時期によく見られます。「大」の字にも見えるちょっと変わった形をした花。

そんな葉っぱの陰から顔を覗かせるのは…。

毛虫の写真、いっきますよぉ~↓↓↓




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よく見るとカラフルで綺麗な子達もいるんですが、何かと嫌われ者な彼ら(^^;;

確かに、見ているだけで痒くなってくる感じもありますね。

で、この子達が成虫になるとガになります。



これは、ホタルガ?
ガって意外に綺麗な模様なんですよね。

ごめんなさい、毛虫の名前は調べてません(~_~;)

毛虫って、脱皮のとき、毛まで一緒に脱ぐんだそうです。脱いだ直後にはもう新しい毛をまとっているそうですが、その様子をまだ見たことがありません。

怖いもの見たさで、一度育ててみようかなぁ…(笑)

脱皮っていうのは外骨格をもたない我々からすると、理解し難く、不思議極まりない行動だと思いませんか?

例えばクモの脱皮殻↓



なんでこんなに綺麗に皮を脱ぎ去ることができるのか???

気持ち悪いような、神秘的なような…

最後は明るい庭の片隅で見つけたヤブキリの幼虫。



赤い口がチャームポイント(笑)

この子も脱皮を繰り返して、成虫になっていくんですね。

日陰で暮らすもの、日向で暮らすもの、樹上で暮らすもの、草むらで暮らすもの、餌になるもの、土に返すもの…。

みんながみんな、それぞれにあった場所で、それぞれに生き、そして何かの役割を担っている。

日陰者とかって、とっても失礼な言い方をしちゃいましたが、どれも欠けてはならない仲間たちなんですよね。



…というわけ(?)で、これにて鎌倉散策、終了~!!
明日は夏至ですよぉ。


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