オオイヌノフグリ
オオバコ科クワガタソウ属
学名: Lamium amplexicaule
原産地:ヨーロッパ
高さ:10〜20cm
花期:2〜5月 花径:5mm程度
残念な植物名図鑑があれば上位入賞間違いなしのオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)。名付け親が恨めしい(T_T)
こんなに美しいブルーの花なのに…。しかも、在来のイヌノフグリより草丈が大きいというだけで、果実の形が似ているわけではないらさいですし…。
でも日本人のそんな感性も悪くはないか…(笑)
クワガタソウ属は、以前はゴマノハグサ科だったのですが、新しい分類体系(1998年〜)になってオオバコ科に変わりました。未だに混乱。
クワガタソウの花もオオイヌノフグリの花も長い2本の雄蕊が目立つので、それでクワガタなのかと思っていたのですが、調べてみると、果実がどうとか…。
う〜ん…。たしかにそれもそうだけど、この雄蕊も特徴的だよなぁ。
花期は2〜5月とありますが、真夏のごく短い期間以外、1年中どこかで細々と咲いているイメージがあります。
ただ、真っ青な大群落に出会えるのはやはり春先の特権なのかな。