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太陽から空に向かって垂直に伸びる炎のような光。寒い季節だけに現れる神秘的な大気光学現象。サンピラーまたは太陽柱と呼ばれています。四季折々に自然が作り出す神秘的な光景に出会えることの奇跡。心に焼き付けておきたい瞬間です。
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実際、この現象を見たのは、今のところ人生一回だけ。
2015年1月の野辺山高原、車の中からの束の間の出合い。寒い朝でした。
サンピラーと言うとダイアモンドダストに反射してできるものが有名。それはキラキラとゆらめき、空から降る一筋の光となって、とてつもなく美しいそうです。
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ダイヤモンドダストに反射したものは、氷点下10度以下にならないとできませんが、空気中の氷の粒に反射したものなら条件さえ揃えば全国各地で見られるようです。
【条件】
1 六角形で板状の氷の結晶が多数ある(空気がよく冷えている)
2結晶の向きが揃っている
(上空に弱い風が吹いている)
この時期、時々ニュースで見かけますが、自分ではなかなか目にすることが少ない現象。またいつか出逢いたいものです。