ピールアートという言葉に出会ったのは、金沢に遊びに行ったときのこと。普通は捨ててしまう果物や野菜の皮を生かしてオブジェを作り出す。内側にランプを入れると、果皮を通して漏れ出す光の色や形。それらの美しさに改めて気付かされました。
きっかけはインスタで見かけたギャラリーカフェHIMITO(光水土)さんの投稿。
HIIMITOさんはタンポポの綿毛を使ったアートが話題のギャラリーです。
たくさんな綿毛。それは幻想的で美し異空間でした。
ここのもう一つの目玉がピールアート!
この店の店主さんの命名のようです。
ピールって、つまりは果物の皮のこと。特に柑橘類の皮のことを指します。その砂糖漬けを指すこともありますが、この場合はそれとの関係なし(笑)
ピールアートというのは、つまり果物の皮を使ったアート。HIMITOさんでは野菜の皮も対象。
小さなスイカの器?
いったいどうやって乾燥させたんだろう…
メロンのあみあみもご覧の通り
すごいでしょ?
あみあみがバッチリ浮き出しています。
オレンジの皮は可愛らしく変身↓
玉ねぎなんて、そのまんまランプになっちゃってます。そして、その自然のままの姿がなんて美しいことか!!!
まだまだあります。野菜のランプ↓
果物や野菜の皮がこんなに美しかったなんて、新発見!!
こちらのギャラリーではオレンジのランプ作りが体験できます。
所要時間は60〜90分ほど
一番のポイントは果皮を傷つけずに果肉を取り出すこと。果皮が傷つくと、そこから傷んだりかびたりする原因になってしまうそうです。
果肉がうまく取り出せれば、後は「ハトメ」で好きなデザインに型抜きしていけばOK。
ギャラリーにはさまざまな形のハトメ型(ほぼ手作り)がありました。
完成〜!!!
抜き取った部分も針金に通せば、ミニリースとして使えます。
無駄にしないというのがこちらギャラリーのモットー。ピールアートは、普段は捨ててしまうものに命を吹き込むというアートでもあるのです。作品の美しさはもとより、このコンセプトもまた素晴らしい!!!
見せ方ひとつでご覧の通り!!!
撮影用にこんなお皿が用意されていました。この撮影装置が作品を輝かせてくます。
オレンジの皮が美しいランプに大変身(≧∀≦)
皮を型抜きしただけでもとっても素敵。しかもいい香りがします♪
これは自分でもできそうだなと、家に帰って挑戦しました
作り方は簡単!
オレンジ(ほかの柑橘類でも可)の皮を、型抜きし、しばらく乾燥させた後、押し葉の要領で、新聞やら雑誌に挟んで重石をかけます。そのまま乾かすと皮が反り返りますが。それもまたよし。
落ち葉より扱いやすいですが、水分は多いのでこまめに挟み直す方が綺麗に仕上がるようです。
出来上がった「押しピール(?)」に毛糸をつけてピールストラップ
これは子どもに大人気♪
リースのアクセントにもなりますよ↓
アジサイとオレンジピールのリース。
1年たっても柑橘系の良い香りがします。
果物や野菜の皮でできるピールアート。工夫次第でいろいろと楽しめそうです。
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