YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

雨水

2022-02-18 19:17:00 | 二十四節気



雨水は二十四節気の第二。太陽黄経が330度のときで2月19日ごろ。

雪が雨へと変わり、寒さも峠を越える頃。春いちばんが吹き、鶯の初鳴きを耳にするのもこの季節。山に積もった雪も溶け出し、田畑を潤すことから農耕の準備を始める目安とされてきました。

本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ることもありますが、次第に春らしい風景が目立ってきます。小さな春を探して散歩する足取りも軽くなる季節。


〜七十二候のページ〜

初候(2/19頃〜)土脉潤起
次候(2/24頃〜)霞始靆
末候(3/1頃〜)  草木萌動


〜二十四節気・七十二候とは〜
旧暦(太陰太陽暦)が使われていた時代、季節のずれを調整するために作られたのが二十四節気。地球の周期をもとに、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てています。しかし、梅雨や台風などがない中国で作られたものがそのまま使われているため、日本の季節とは多少ずれるところもあります。
七十二候は二十四節気をさらに3等分ずつして、季節の特徴を当てはめたものです。日本独自に作り直された経緯があり、より、日本の季節にあったものとなっています。


〜横浜の雨温図(1981〜2010)〜



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早春の雑草たち

2022-02-18 06:00:00 | 草花



雑草たちの冬越しの姿が愛おしいです。地面に張り付くような姿は少しでも寒さを避けるため。そうやってなんとか葉っぱを残しておけば、春いちばんに大きく成長することができるからです。立春を過ぎると枯れ草色がだんだんと濃い緑に変わり、花を咲かせるものも増えてきます。



葉っぱが赤っぽくなるのは、成長する必要がないので光合成に使われる養分を抑えるためなんだとか。

枯れ草の下で新芽が伸びてくる様子は「下萌え」なんていうそうです。

早春に花を咲かせる雑草たちを紹介します。雑草なんてひとくくりに呼ばずに、ちゃんと名前で呼んであげなきゃね。




ホトケノザ→詳細
シソ科オドリコソウ属
学名: Lamium amplexicaule
高さ:10〜30cm
花期:3〜6月 花径:5〜6mm




オオイヌノフグリ→詳細
オオバコ科クワガタソウ属
学名: Lamium amplexicaule
原産地:ヨーロッパ
高さ:10〜20cm
花期:2〜5月 花径:5mm程度




タネツケバナ→詳細
アブラナ科タネツケバナ属
学名: Cardamine scutata
原産地:北半球温帯地域
高さ:10〜30cm
花期:3〜5月 花径:3〜4mm




タンポポ(総称)→詳細
キク科タンポポ属
学名(属): Taraxacum




キランソウ→詳細
シソ科キランソウ属
学名: Ajuga decumbens
原産地:日本在来
高さ:2〜20cm
花期:3〜5月 花径:5〜10mm



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